山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(下関市)

関見台公園

櫛崎城跡(くしざきじょう)を整備して造られた関見台公園。旧下関市立水族館の施設「くじら館」がモニュメントとして佇み、桜の名所としても知られています。

復元された天守台からは関門海峡を一望でき、三軒屋海岸からも美しい景観を楽しむことができます。

関見台公園櫛崎城は長府藩祖の毛利秀元が築城したもので、雄山城(かつやま)と称していた。
串崎城天守台の石垣は城下町長府のシンボルになっている。
櫛崎城跡

城は元和元年(1615)の一国一城令により廃城になったが、幕末には関見台台場と城山台場の2つの砲台が築造されて攘夷に備えている。

攘夷(じょうい)
江戸末期の思想で、武力行使で外国人を退けること。
関見台公園

関門海峡と北九州が一望できる。

さて、2つの砲台はどうなったかというと、元治元年(1864)の下関戦争(長州藩とイギリス・フランス・オランダ・アメリカ四国との武力衝突事件)で真っ先に砲撃を受けて破壊されたとのこと。
串崎城全景

現地の説明板では「串崎城復元鳥瞰図」を見ることができる。歴史資料や発掘調査報告書に基づき推定復元したものとのこと。城域は広大で、北に位置する豊功神社まであったようだ。
くじら館関見台公園のもう一つのシンボルは「くじら館」だろう。このくじら館は、昭和33年(1958)にシロナガスクジラをモデルとして製作され、関見台公園横にあった下関水族館のシンボルでもあった。
関見台公園

下関水族館は昭和31年(1956)から、平成12年(2000)まで開館されていた。老朽化に伴い唐戸地区に移転し、2001年より「下関市立しものせき水族館 海響館」として開館。

下関水族館の跡地は関門医療センターになっている。
三軒屋海岸関見台公園から三軒屋海岸に降りることもできる。位置的に穴場スポットとも言えるだろう。
三軒屋海岸

この三軒屋海岸からは、毎日のようにスナメリの姿が観察されているのだとか。

スナメリ
体長1.8m程の世界で最も小さなクジラの一種。
三軒屋海岸

海岸からスナメリが見える場所は全国的に非常に珍しく、近ければ海岸から5m程の距離まで近づいてくるのは三軒屋海岸以外にはないだろうとのこと。

双眼鏡や、望遠レンズは用意しておきたい。
三軒屋海岸から関門大橋この時は満潮だと思うけど、ギリギリ波打ち際まで寄って何とか関門大橋を見ることができた。
三軒屋海岸穴場スポット間違いなしだけど、トイレは関見台公園駐車場横にしかなく、駐車場から関見台公園までの上り坂がちょっとキツイか。
関見台公園

関門海峡を関見台公園から眺めるには冬が見やすいかな。寒いのがネックだけど。

写真右隅には懐かしの下関マリンホテル。平成27年(2015)5月31日、下関マリンホテル及びマリン温泉パークは閉館している。
INDEX

関見台公園

旅をした日
2010年09月10日
2015年02月01日
………………………………………駐車場
有り(20台)
………………………………………関見台公園の見どころ

………………………………………周辺の立ち寄りスポット
豊功神社
………………………………………最終更新日
2024/05/23
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