本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
1923年(大正12)に落成した、旧殿居郵便局舎。
木造平屋建て、八角塔屋2階建付きの建物で、地方の風土にマッチした秀作となっています ![]()
角島の旅をする時のルート上(国道435号線)にあるのでよく見ている旧殿居郵便局舎。
開局は1902年(明治35)だが、二代目局長河田寛が大正10年頃から洋風建築に改築する意向を持ち、地元の大工棟梁石光孝一氏を東京に同道して見学を行い、帰村後、意匠を決意して同棟梁に建築を依頼したという。

当時は地方でも洋風建築が取り入れられていた時代で旧殿居郵便局舎は初期の現存例が極めて少ない貴重なものらしい。
1977年(昭和52)に山口県の有形文化財に指定。
1991年(平成3)の台風19号によって倒壊した尖塔部分より棟札が発見され、1993年に有形文化財に追加指定されている。
隣には殿居郵便局があるので、郵便局に用があれば立ち寄ってみるといいだろう。旧殿居郵便局舎
旅をした日
2011年10月4日
………………………………………駐車場
無し
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
一の俣桜公園
豊田農業公園みのりの丘の芝桜
………………………………………最終更新日
2020/09/17
内容一部変更