山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(山口市)

赤崎神社の梅

神亀4年(727)創建と伝えられている山口市秋穂の赤崎神社。
神社の西方に住み着いた猿が農作物に被害を与え疫病が流行し、この猿と疫病を封じ込めるために奉納されるようになった十二の舞は山口市指定無形民俗文化財に指定されています。また、境内には源義経が船で出陣するにあたり汐待ちをした石が残されています。

梅の名所としても知られており、参道を約20本の梅で参拝者を出迎えます。

赤崎神社の梅赤崎神社の梅

赤崎神社の鳥居を抜けると、参道左横で梅が見頃を迎えていた。
赤崎神社の梅赤崎神社の梅

本数はそんなに多くはないけど、参道沿いに咲くので参拝者を梅が出迎えているようだ。
山口市の梅が見頃を迎えていたので、立ち寄ってみたんだけどここも良い感じ♪
赤崎神社の梅赤崎神社の梅

赤崎神社は家からそこそこ近いんだけど、山口県の旅を始めて10年目で初の訪れ。
赤崎神社の梅

初めて訪れる場所は、新たな発見があって楽しい♪ まあ、10年以上も旅を続けていると、ほとんどが同じ名所の再訪だしねえ。

中には整備されてガラリと景観が変わってしまう場所もあるけど。
汐待ちの石この石は「義経 汐待ちの石」。
鎌倉時代の元暦二年(1185)、源義経が平家追討のとき、源平合戦最後の戦いとなる壇ノ浦の戦いから4日前の3月20日、この浦に船をよせ、当社に詣でて朝敵退治の御祈祷をし、神楽を奏じつつ「千はやふる神の誓いを今ぞしる」と打ち詠じた。

すると、空中より妙なる声が聞えたので、
さては神明感応ましましたと、信心肝に銘じたという。

この平らな石は、義経が船で出陣するにあたり、汐待ちをした石と伝えられている。
赤崎神社神社には、義経の短冊や奉納した鎧もあったが、年代を経て短冊もなくなり、鎧はほころびて今では原型をとどめないまでになっている。また、こうした由縁によって、社家道中家では一時期源姓を称した。−説明板引用−
赤崎神社

赤崎神社では6月・11月の申の日に祭りが行われ、特に12年に一度、申年11月申の日には、国家安全・五穀豊穣を祈願して十二の舞を奉納。

口伝によれば、神社の西方に住み着いた猿が農作物に被害を与え疫病が流行し、この猿と疫病を封じ込めるために奉納されるようになったという。
赤崎神社の梅いつ頃から行われているかは定かではなく、文政7年(1824)までは神職だけが行っていたが、天保7年(1836)に一般の人達の神楽となり赤崎地区の若者達が受け継いで奉納するようになったとのこと。
赤崎神社の梅十二の舞は昭和52(1977)年3月30日に山口市指定無形民俗文化財に指定。
赤崎神社の歌碑

幕末の頃の秋穂では俳句や歌が盛んで、菅原道真と松尾芭蕉の歌碑が建てられている。

海ならで たたえる水のそこまでも
清き心は 月ぞてらさむ(菅原道真)

行く春を あふみの人と おしみける(松尾芭蕉)
夕ばれや さくらに涼む なみの花(松尾芭蕉)
INDEX

赤崎神社の梅

旅をした日
2015年03月08日
………………………………………駐車場
有り(10台)
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
道の駅あいお
………………………………………最終更新日
2021/04/08
内容一部変更


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