多武の峰公園の桜
小日本といわれる菊川盆地が一望できる多武(とう)の峰公園。昔は多武氏の居城があったと伝えられており、春は桜の名所として知られています。

小日本(こにっぽん)? この言葉は民話からきている愛称だ。菊川の人なら全員知っている話かもしれないね。

その民話が読める「秋芳洞周辺 山口の昔ばなし」は「台観望 秋吉台店」で購入済み。表紙の絵のイメージ通り、
絵本のような構成になって読みやすい。

長府毛利藩時代、杢路子(むくろじ)という村(下関市豊田大字杢路子)に1軒の郷士の家があった。

主の新左衛門と11歳の長男が正月の挨拶で長府城下町へ向かった際、貴飯峠(きばとうげ:下関市豊浦町川棚)で一休み。

その時、峠からの見晴らしの良さに「日本は広いのう」と叫ぶ。新左衛門は「いやいや、日本は十倍は広い」と教えると、息子はさらにびっくり。

その後、貴飯峠から見える広々とした景色は小型の日本「小日本」と呼ばれるようになった、そんなお話だ。
内容はかなり端折っているので、気になる方は買って読んでみてはいかがかな。
先代の愛車チェイサーの車内でお花見。今見てもチェイサーのシルエットは格好いいな。
それにしても、道は狭いうえに坂もそこそこ急なのによくチェイサーで旅したな。傷がつくんじゃ?(笑)

近所の方が多武の峰公園でお花見、もちろん歩きで。そんな感じの公園かな。 だけどトイレがないというのは厳しいなあ。

こちらは交通安全観音像。くれぐれも狭い道で事故らないように。

小日本と呼ばれる菊川盆地が見たいならシーズンオフにコンパクトカーで。
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