本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
県内最大のカキツバタ自生群落として知られる、美祢市美東町赤郷二反田にある溜池。表記には「二反田ため池の湿地植物群落」とあり、昭和51年に県の自然記念物に指定され昭和58年には美東町(当時)指定文化財(天然記念物)に指定されています。
カキツバタは絶滅の危険が増大していますが、草刈りなどの手入れにより毎年5月中旬から6月上旬にかけて紫や白の花が美しく咲いています。
湿地植物群落の広さは0.5ヘクタール。開花を迎える前には、地元有志のカキツバタを守る会により、清掃活動が行われている。ため池にはカキツバタを含め約15種類の植物がある。コウホネや、湿地帯のオオミズゴケがよく発達しており、貴重な学術的資料になっているようだ。
カキツバタは毎年5月中旬から6月上旬にかけて紫や白の花が美しく咲く。カキツバタは絶滅の危険が増大している種とうことでレッドデータブック(RDB)の絶滅危惧U類に属している。
二反田ため池も、森林伐採で土砂が流入したことによって湿地帯が縮小し、一時は半分まで減ったんだとか減少を止めるべく、2000年に発足したのがカキツバタを守る会。
草刈りやごみ拾いを続け、今では群落も元の姿に戻りつつあるようだ。カキツバタ
は花に網目がなく、水中や湿った場所で育つ。
二反田ため池の湿地植物群落
旅をした日
2006年05月15日
2009年05月14日
2014年05月21日
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文化財
県指定天然記念物
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駐車場
停められるスペースあり
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周辺の立ち寄りスポット
木間菖蒲園
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最終更新日
2020/10/22
内容一部変更