本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
どじょうの絵を自分の年の数ほど書いて奉納すると、腰から下の病が治ると言われる、どじょう森大明神社。毎年8月25日のどじょう森祭りには近郊から多くの参拝者が訪れます。昔からどじょうは神魚と伝えられ、生きたどじょうを供えて病気快方の御利益を願うため建立されましたが、今はどじょうもいなく、どじょうの絵を奉納するようになっています。
このどじょう森祭りは県下でも珍しい奇祭の一つ。
どじょう森大明神社は山中にあるので、入口の鳥居からは参道を登らなければならない。
5月頃ならば新緑がきれいではないだろうか。ここに来たのは20代半ば頃だったけど、その時はこの参道もあまり苦にはならなかった。しかし、2012年の32歳で登ってみると、運動不足が如実に表れてヒーコラ言いながらに…。
ここの御利益は、腰の下の病、子供の夜尿症、不妊、夫婦の不和だが、通いつめて、足腰を痛めては本末転倒。こちらがどじょう森様だ!
山中だから周辺は木々に覆われている。2012年時は周辺全ての木が切られてなくなっていた。
さて、このどじょう森様の由来はというと、案内板の説明から引用しておこう。
今から700年前、この付近の田には蛭(ヒル)が多く、百姓達はとても困っていました。ある時、神通力を持った美しい少女が神様のお尋ねしたところ、
「九州宇佐八幡宮から水波売大神(ミズハノメノオオカミ)の御分霊をお迎えし、神池の霊水に棲むどじょうを連れ帰って池に放てばいなくなる」とのお告げがあった。
早速池を造って霊水と共にどじょうを放し、御分霊を扇山へお迎えして河内大明神としてあがめ信仰するうち、不思議なことに蛭は一匹もいなくなったということです。
その後、腰から下の病で苦しんでいた人が、どじょうをお供えして祈願したところ、あらたかなき効き目があったので伝え聞いた人々が次々にお参りする様になりました。
どじょうをお供えすることから、いつとはなしに「どじょう森様」と呼ばれるようになり、以来、足腰の弱い人、子供の夜尿症、不妊、夫婦の不和などに霊験あらたかな神様として信仰されてきました。
どじょう森様
旅をした日
2006年06月03日
………………………………………御利益
腰の下の病、子供の夜尿症、
不妊、夫婦の不和
………………………………………どじょう森様祭り
毎年8月25日
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
道の駅みとう
………………………………………最終更新日
2021/05/11
内容一部変更