別府八幡宮の紅葉
神護景雲4年(770年)、和気清麻呂公よって豊前国(現大分県)の宇佐神宮より勧請されたことを創建の始めとする別府八幡宮。
海路帰京の途中嵐に遭った清麻呂公は、当時入江となっていた有帆の地に船を寄せ高台のこの場所に避難し、宇佐神宮の八幡神に祈ったところ嵐は鎮まりました。そこで清麻呂公はこの地の守護神として八幡神を勧請されたということです。

子どもの頃から現在まで、初詣でお世話になっている別府八幡宮。七夕シーズンに旅をすると拝殿が七夕模様になっている。

茅の輪も設置。茅の輪くぐりをして無病息災を願おう。

夏の別府八幡宮の目的は風鈴。数は少ないけど、心地よい音を奏でている。風車も一緒に回る。

風鈴の音には魔除けの効果がある。神聖な神社で音が聞けるのは良いよね。

お気に入りが、参道に映った風鈴の影。どことなくステンドグラスみたいだ♪ 風鈴を遮る他の影もないのでベストなタイミングだった。時間は14時頃。

手水舎もビー玉を浮かばして夏模様。

人気がある夏の風物詩、水みくじ。水に浸けると文字が浮かび上がってくる。運勢を占ってみよう!

2023年に旅をしたとき、狛犬に麦わら帽子がかぶせられていた。狛犬も熱中症対策ですかな。後ろ姿がなんとも可愛らしい♪

別府八幡宮の御神木は、県内でも有数の古木とされる玉椿。かつてこの地は椿の木が多かったことから、椿八幡宮とも称されていたらしい。

現本殿東側にあるのは、天保8年(1837)毛利氏により改築された旧拝殿。

現本殿西側に位置するのは、大内弘世が永和2年(1376)に造営したとされる旧本殿だ。

風鈴がいつまで吊るされているか分からないんだけど、夏にも歴史ある別府八幡宮を参拝されてみてはいかがかな。
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