本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
標高532.8mの高山(こうやま)は長門富士ともいわれ、山頂の展望台からは360度のパノラマが広がり、七つの入江が複雑に入り込む須佐湾、遠くは長門市青海島、島根県益田市の石見空港が一望できるスポットです。
また、高山は須佐層群を高温の高山はんれい岩体が貫いて出来た山で、多くのはんれい岩の巨石を見ることができます。山頂付近の巨石は強い磁性を帯びて、方位磁石を岩石に近づけると針が振れることから「高山磁石石」といわれています。
そして、ヤマタノオロチを退治したことで知られる須佐之男命が、この高山から海路を望んだという伝説も残り、以前は高山を神山といい、須佐の地名もこの言い伝えに由来していると言われています。
この日はうだるような暑さ。ホルンフェルスと海を見ていたけど涼しくならず、風を求めて高山へ上がったが何も変わらず(笑)
山頂は広場になっていて展望台もある。草刈りの作業員が日陰で休憩していた。この炎天下の中お疲れ様です。高山展望台から眺めた須佐湾。須佐湾は氷河時代に氷だった陸地(谷や川)が暖かくなって溶けて、海面が上がって海になった沈水海岸と言われている。展望条件が良ければ、遠く長門市青海島の展望も。
が、この日は霞んでほとんど見えず。暑い中上がってきたのになあ。日本海、そして島根県展望。こちらも条件が良ければ石見空港(島根県益田市)を望むこともできたんだけどね。
よし、次はもっと爽やかに晴れた日に来てみるとしよう夏以外で。あまりの暑さで山頂付近にある磁石石探すの忘れちゃったし…。こちらは高山8合目にある黄帝社。中国の伝説の帝である黄帝を祀っている。
黄帝は紀元前2700年の黄帝で、池に浮かぶ柳の葉をヒントに船を造って、諸国を回ったと伝えられる人物。黄帝は、航海・造船の守り神として古くから崇められ現在も海上関係者を中心に信仰されている。
奉納された多くの絵馬は、山口県指定文化財として、須佐町歴史民俗資料館に保存されている。高山展望台
旅をした日
2006年07月27日
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
須佐ホルンフェルス
………………………………………最終更新日
2020/11/19
内容一部変更