山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(阿武町)

鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃの木

阿武町奈古にある鶴ヶ嶺八幡宮の入口に、雪が積もったように白く花を咲かせる「なんじゃもんじゃの木」。全国各地で見かけ、珍しい花ではないものの、県内ではあまり見かけることのない木です。花はプロペラ型に咲き、4下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。

鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃ

鶴ヶ嶺八幡宮入口の鳥居横にあるなんじゃもんじゃ。見頃はGWあたりがベストかな?正式名称はモクセイ科の「ヒトツバタゴ」。

鳥居横の木は無くなっているので見ることはできない。理由は不明。
鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃ

なんじゃもんじゃという名の由来は、明治時代に東京のとある場所で咲いていたのを見るものの名前が分からず「何の木じゃ?」と呼んでいるうちに「なんじゃもんじゃ?」に変わったんだとか。

「何ていふ物んぢゃ」⇒「なんじゃもんじゃ?」
鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃ鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃ

花の形はプロペラ型。見ての通り細い花なので、すぐに散ってしまう。
田布施町にもあると聞いたことがあるけど、今のところここでしか見たことがない。
鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃ鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃ

それにしても本当に残念だなあ。
見れなくなった影響は大きく、2009年以降は旅をしていないなあ…。
なんじゃもんじゃ青空の中、遠くから見るとまるで雪が積もったよう。こちらは鶴ヶ嶺八幡宮の裏にある公園のなんじゃもんじゃの木で、八幡宮入口に咲くなんじゃもんじゃの木の親に当たるんだそうだ。
なんじゃもんじゃ

ところが、この公園のなんじゃもんじゃが間近で見れたのは2010年まで。

以降は建設会社が建設されて見られなくなっている。見るならば裏の道路からだ。
鶴ヶ嶺八幡宮の藤棚

鶴ヶ嶺八幡宮の境内には白と紫の藤棚もあり、なんじゃもんじゃと同じく5月上旬に見頃を迎える。

おかげで境内は大きい蜂が数多く飛び回っており、長居は少しためらわれてしまう…。
鶴ヶ嶺八幡宮

鶴ヶ嶺八幡宮は1547年(天文16)に、この地に建てられたといわれている。

境内にはクスノキのほか、スギ、ムクノキ、オガタマノキクロガネモチなどの大木が多く、社背はスダイジ林が発達
鶴ヶ嶺八幡宮

と、案内板にはあるが、見ただけでは「この樹は?」な自分がいる(笑) 樹には札がついてはいるんだけどね。

新緑が好きな自分にとっては、とても癒される空間かな
クスノキムクノキ

写真左はムクノキ、写真右は県指定天然記念物であるクスノキ

目通り7.9m、樹高27m、幹は地上2~3mの所で分岐し、枝は四方に伸びて樹勢は旺盛。県下では三番目に大きいクスノキだそうだ。
INDEX

鶴ヶ嶺八幡宮のなんじゃもんじゃ

旅をした日
2008年05月03日
2009年05月01日
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有り
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………………………………………最新情報更新日
2019/02/04
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