山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(下関市)

滝部のシダレザクラ

滝部のシダレザクラは滝部寺地の民家の庭先にあり、樹齢約400年といわれる老木です。山口県指定天然記念物で、根元の周囲約3m、目の高さの幹周り2m、高さは約8m。伝説によると、大内氏の浪人の中山弾正手植えの桜とよばれ、弾正は剃髪して浄西と名乗り、この地方の真宗寺院の開基となったといわれています。

滝部の枝垂桜2021年は桜の開花が異常に早くて、日本各地で観測史上最速で開花宣言というニュースが流れていた。山口県も例外ではなく、3月中旬には満開を迎えた枝垂桜も多かった。
滝部の枝垂桜

というわけで、急遽12年ぶりに滝部のしだれ桜を見に行くことに。朝一で満開だという情報を得たんだよね。久しぶりなので少し道に迷ってしまった(笑)

迷ったらJR山陰本線滝部駅を探して、そこから車で滝部寺地で約5分だ。
滝部のシダレザクラさて、地元では寺地のイトザクラと呼ぶこともあるこの枝垂桜は、樹齢400年以上の老木というだけあって状態はあまりよろしくない。
滝部のシダレザクラ滝部のシダレザクラ

咲いてはいるけど年々花の付きが悪くなっているらしい。
滝部のシダレザクラ2009年に見たときと比べると欠損も酷くなっていた。いつ枯れてもおかしくない状態なのかもしれない。
滝部のシダレザクラまだ見たことがない人は早めに見ておいた方がいいかもしれない。
滝部の枝垂桜

さて、ここからは2009年当時の内容だ。この種は枝条が上向するエドヒガンの一品種で県内には県指定の美祢市西円寺のものがある。

昭和52年11月11日に県指定の天然記念物に。
滝部の枝垂桜説明板では樹勢は旺盛とあるけど、残念ながら今はそんな感じには見えない。白黒の写真では確かに旺盛ではあるんだけどね。
滝部の枝垂桜滝部の枝垂桜

2001年の調査時に、病害虫により樹勢がかなり弱っていることが分かり、緊急に害虫防除をしたようだ。
滝部の枝垂桜

しだれ桜は個人宅にあるので、観賞する際の注意点は付近に駐車しないこと。市道から民家への入り口の道に停めたくなるが進入禁止表示がある。

市道沿いに停車できるスペースがあるので、そこに停めて歩くようにしよう。
民家の枝垂桜

こちらは、滝部のシダレザクラがある近くの民家。ここには立派な枝垂桜が2本あり、美しく満開を迎えていた

滝部のシダレザクラが、個人宅にある一本の枝垂桜だと知らなければ、ついつい勘違いしてしまいそうな位置にありますな。
INDEX

滝部のシダレザクラ

旅をした日
2009年03月31日
2021年03月18日
………………………………………駐車場
無し
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
村田家屋敷跡(村田記念公園)
………………………………………最終更新日
2023/02/27
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