本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
平安時代初期、薬師如来の化身である白い猿が発見したとの伝説がある俵山温泉。古くから湯治湯として知られ、療養のために全国各地から訪れる県を代表する温泉の一つ。木造旅館が並び風情がある温泉地となっています。
熊野山公園から眺める俵山温泉。見ての通り市街地から少し離れ山深い位置にある。
とてものどかで静かな温泉地。療養のために長期滞在する人も多いみたいだ。特にリウマチに効くらしい。薬師如来の化身である白い猿が発見したというか、白猿に化身した薬師如来が猟師に温泉の存在を教えたという伝説がある。
それにちなみ、温泉街の道路には、見ざる、言わざる、聞かざるの三猿のイラストが描かれている。こちらが白猿の湯。浴槽1号湯は源泉かけ流しで、浴槽2号湯、露天風呂は混合泉で使用。1階には売店や足湯、ペット湯も完備している。
2階は喫茶、和食レストラン「涼風亭」。涼風亭は金~月のみの営業。涼風亭でご飯を食べようと思っていたけど、水曜日の旅だったので閉まっていた。…無念。
売店は営業していたので、いくつかお土産を購入した。そのうちの一つがライスワーズ180円(当時)。生地に棚田米の米粉を使用し、白いクリームをはさんでいる。3種類あって、買ったのは向津具地区の塩と、長門ゆず吉。あともう一つは、俵山の地酒「ほれぼれ」を使用した「地酒」。
ライスワーズは、2019年10月に長門市で開催される「第25回全国棚田(千枚田)サミット」に向けたPR商品として開発したようだ。この日の旅ではないけど、前年の一人旅時に食べたのがジビエみそラーメン。かなり濃い味噌なので、ジビエ特有の臭みはあまりないかな。温泉に浸かった後は食べて帰るのもいいかもしれないね。
こちらは月曜日が定休日で、営業は11:30~14:00で、夜は17:00~23:00。お土産も買ったのであとは帰るだけなんだけど、もう少し俵山温泉街を堪能していこう。
メイン通りから脇道に入って川沿いへ歩いて行く。川はとてもきれいで、ゲンジボタルも舞うようだ。山下旅館別館横の橋は「ほたるはし」。
なるほど、温泉に浸かった後は夜にほたるを見に来ればいいのだな。有名な三猿まんじゅう。福猿もなかとのセットで購入。740円(当時)。俵山温泉のお土産と言ったらやっぱりこれだろう。
製造もお店の中で行われているので、製造過程を見ることができる。この光景もお土産の一つになるだろう。こちらは、麻羅観音キーホルダー。350円。まさか麻羅観音のキーホルダーがあるとは思わなかった。麻羅観音は温泉街から近いので立ち寄ってみてはいかがかな。歩きでも10分くらいで行けるかも。
男根の形をした奉納品もここで買える。