本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
旧山陽町(現山陽小野田市)の民話に「厚狭(あさ)の寝太郎物語」があり、その寝太郎をテーマにした5つの公園からなる厚狭川河畔寝太郎公園。
5つの公園のうち最上流にあるのが「ゆめ広場」で、ゆめ広場沿い200mの遊歩道に、31種類、約3,000本の紫陽花が植えられ、あじさいロードと呼ばれています。
200mの遊歩道沿いに咲く約3,000本の紫陽花。見ての通り、ゆめ広場の反側側は林になっているので、虫の数が半端ない。さて、寝太郎物語とはなんなのか簡単に説明しておこう。寝太郎は毎日寝てばかりで3年3ヶ月、まるまる寝て暮らしたという。村人からは「寝太郎」と呼ばれ笑われることに。
ある日ひょっこり起きた寝太郎は、父に千石船の製作と船いっぱいのわらじを買ってくれと頼んだ。船が出来上がるとわらじを積んで、遠く離れた佐渡島へ。佐渡島へ着いた寝太郎は、新しいわらじと古いわらじをただで取り替えてやると島じゅうにふれ歩き、たくさんのわらじを集めた。
厚狭を出発して40日経つと寝太郎の千石船が帰ってきて、寝太郎は再び父に頼んで大きな桶を急いで作った。桶で持ち帰ったわらじを洗うと、桶の底に大量の砂金が見つかった。
寝太郎は集めた砂金を手元に厚狭川を堰き止め、灌漑用水を作ると荒れ地が豊かな水田になり、毎年豊作が続いたという。寝太郎をテーマにした5つの公園からなる寝太郎公園は、それぞれ船、わらじ、桶、砂金、をイメージして整備されている。
千石船の公園にあった木造の船のモニュメントは、現在は解体撤去されている。寝太郎公園のあじさいロード
旅をした日
2015年06月17日
2016年06月15日
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
物見山総合公園の花菖蒲園
………………………………………最終更新日
2023/06/16
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