本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
一見、一株の樹とは思われず、そのため、樫の森と称されるイチイガシの巨木。地面に沿った根元の周囲10.5m、目通り周囲7.6m、高さ約33m、その枝の張りは東西へそれぞれ約17m、南へ19m、北へ16m伸びており、熊本県笛鹿のイチイガシについで、全国第2位の大きさを誇っていました。
昔は付近に大蛇が生息していたという言い伝えから「ヘビの森」、「ヘビの森のカシ」などの別称があり、村の若者たちの肝試しの場であったとのことです。付近の山林で猟をしようとする者は、この樹下で相撲をとらなければ必ず不猟となったという伝説もあるようです。
神の宿る木とも言われ、国の天然記念物にも指定されていましたが、2008年2月の積雪により、倒木しています。
倒木するまでは全国で2番目の大きさを誇った、イチイガシ。森の中で静かに佇むその姿は、国の天然記念物に相応しい。本当に神が宿っていそうな雰囲気。いつまでも残していきたかったのだが…。
2008年2月。根元から折れているところを発見された。積雪が原因のようだ。かなりの老木であったようだけど、二度と見れないというのは寂しい…。共和のカシの森
旅をした日
2006年09月01日
………………………………………文化財
国指定天然記念物
2008年2月、積雪のため倒木
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
嘉万史跡公園
景清洞
秋吉台サファリランド
(ふれあい広場)
………………………………………最終更新日
2021/05/12
内容一部変更