本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
景清洞は壇ノ浦の戦で敗れた平家の武将・平景清(たいらのかげきよ)が潜んでいたと伝わる洞窟です。総延長1.5kの洞内には目の神様を祀った生目八幡や景清明神など、景清にちなんだポイントが数多くあります。
また、天井や壁にはサンゴや海藻の化石を見ることができる景清洞は学術の宝庫。
景清伝説
平家に仕えて戦ったため平姓では平景清と呼ばれているが、藤原忠清の子で本名は藤原景清(伊藤景清)。悪七兵衛の異名を持つほど勇猛な平安時代の武士。平家物語の弓流において、源氏方の美尾屋十郎の錣を素手で引きちぎったという「錣引き」が特に有名。
壇ノ浦の合戦で敗れた後に捕られ、預けられた八田知家の邸で絶食し果てたといわれる異説もあるが、山口県では、鍾乳洞「景清洞(かげきよどう)」で身を潜めたと伝わる。悪七兵衛の悪は勇猛さを指すものとされるが、自分を匿った叔父の大日房能忍を疑心暗鬼にかられて殺害してしまったからとも言われる。
実在はしていたようだけど、その生涯には謎が多いようだ。その為か、全国各地に様々な伝説が残されおり、その数は20ヶ所にもなる。
景清洞の受付で+300円(当時)で探検コース(所要時間:約1時間)に入れるということを教えてもらった。
この探検コースは照明が一切ないので、本当に真っ暗な世界だそうだ。そこで闇の生物や化石を探すようだ。懐中電灯と長靴はレンタルしている。景清洞に入ると、まず長門の国七不思議の五番所でもある「生目八幡」がある。
洞内探検を焦る必要はない。ここでお参りでもしていこう。さて、生目八幡でお参りを済ませたし先に進もう。見ての通り景清洞は横にかなりの幅がある。奥に進むにつれて天井はかなり低くなっていく
一般観光コースはバリアフリーなので、歩きやすく車椅子でも入れるのが特徴。道がしずくで常に濡れているから泥が跳ねて靴とズボンが汚れるのも特徴と言えば特徴か。半分を過ぎるとまた少し雰囲気が違って見える。
中でもさいの河原は独特の雰囲気がある。洞内は道沿いに川が流れているので、その川が三途川というわけだ。終点近くまで来ると照明も少ないので暗い写真で申し訳ないけど、天井はこんな感じ。背が高ければ絶対に頭をぶつけてしまうな。
あと、見ての通り後半になるにつれて道が濡れている。ここらへんが一番泥が跳ねるのではないだろうか。洞口から700m先の終点・洞内地平線。ここより先が探検コースになっている。照明もここまでなので、この先は本当に闇の世界だ。
その雰囲気を味わってこそ本当の旅好きというもの。洞内はまだまだ見所豊富。
ここで全部紹介しようかとも思ったけど、それではあまりにも写真枚数が増えるので、残りは自分の目で見て楽しんでみて!!景清洞
旅をした日
2006年06月03日
2011年05月18日
………………………………………入洞時間
8:30~17:15
受付は16:30まで
………………………………………定休日
年中無休
………………………………………入洞料金
大人:1,100円
小学生:600円
大正洞共通券料金
大人:1,650円
小学生:900円
………………………………………駐車場
有り(無料)
………………………………………秋吉台の見どころ
秋吉台カルスト展望台
秋吉台自然観察路
秋吉台山焼き・野火の祭典
長者ヶ森
長者ヶ峯展望台
秋吉台カルストロード
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
秋芳洞
大正洞
秋吉台サファリランド
(ふれあい広場)
………………………………………最終更新日