本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
安産とお乳の観音様として知られる川崎観音。通称おっぱい観音。手作りの乳房を奉納し、安産祈願や母乳が良く出るよう参拝されています。また、源平合戦で敗れた平氏の平景清ゆかりの観音堂であり、景清の力石、目荒い井戸もあり眼病や肢体不自由にも霊験があると云われています。
春は桜、つつじ、藤が美しく咲き誇ります。
国道2号線沿いにあって、いつも目に入っていた川崎観音。にもかかわらずいつも通り過ぎているだけだったので、桜が満開のときに立ち寄ってみた。この観世音を念ずれば必ず応益があり、特に安産、眼病、肢体不自由に霊験がある。初めは常に閉扉されていたが、後世に至り12年に一度(子年)開扉され尊像の拝観が出来ることとなった。
地名を取って音羽の観音様として尊嵩されていたが、後年川崎観音といわれて現在に至っている。川崎観音の門の右横にあるのが景清の力石。
豪力無双の平景清が観世音を勧請の際下の海岸より担ぎ上げたと言われ、この大石を撫で、自分の腰から下の患部を擦れば治癒に霊験ありと言われている。こちらは、平景清の目洗いの井戸。目を患っていた景清が井戸の清水で目を洗ったと言われている。後人が常に清潔に保ってきたので、不浄な「金」等を投げ入れると目病になると言われているそうだ。
ちなみに、目の悪い人は自分の定規箸で井戸から出る溝のゴミを取り除くと霊験があるんだとか。観音堂の裏へ回れば、なんとおっぱいがいっぱい! 箱入りの乳絵馬だ。
すべて参拝者の手作りであり、簡単に作られているものもあれば、妙にリアルなものまであったりする。箱も可愛く凝らしているものある
毎月17日には縁日が開催されているようだ。東屋横で小さな藤棚発見。こちらは満開を迎えていた
桜巡りのときに藤棚の存在に気付いたかどうかはもう記憶にないんだけど、やっぱり様々な季節に立ち寄らないと新たな発見はできないなあ。