本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
柳井市と上関町を結ぶ県道72号線沿いにある池の浦道路公園。ここからは瀬戸内海を望むことができ、ちょっとした休憩には最高のロケーションです。平家と源氏の戦いの地でもあるので、海を眺めながら思いふけるのもいいかもしれませんね
断崖沿いに遊歩道があるので、美しい瀬戸内海の島々を眺めながらドライブの疲れを取ろう。駐車場から少し歩くけどね…。薄く見える大きな島は周防大島町で、右に見える島は下荷内島。
海と一緒に島々が見られる場所はいいよね♪波打ち際まで行くこともできるけど、砂浜ではなく石なので歩きづらい。
正面に見える下荷内島は鯨のような形をして、灯台が見える場所はまさに潮を吹く位置。ひょっこりひょうたん島にも見えますな。合戦の模様は「風土注進案」によると、平家の軍船が大島あたりから池の浦の松原を見て漕ぎ寄せてみると、そこに大きな潟があった。これは願ってもない隠れ場所である。
ありがたや天の助けとばかり、さっそく軍船を潟の中へ漕ぎ入れた。その後は怪異も止み、五穀は実るようになった。
平家大明神は明治4年(1871)に祭神を安徳天皇とし、社名を池浦神社と改めた。
池の浦の合戦以来、このとき鳴いた鳥を「平家だおし」と呼び、平家滅亡の命日が来ると、平家の恨みをこめて、「こーい、こーい」と悲しく鳴いて空を渡るという。今でも夜になると、その鳴き声を聞くことがあるという。
最後に、皇座山を越えて赤間関(壇ノ浦)へ落ちのびた一部の平家軍はどうなったのか?
この池の浦からさらに西へ追われること、1185年3月24日。下関市の壇ノ浦にて大将・平知盛は挽回を狙った戦いを繰り広げる。最終合戦となった壇ノ浦の戦いである。