本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
今から約3億5千万年前、一帯は海だったと言われる日本最大のカルスト台地。台地には四季折々の植物、石灰岩地特有の原野が広がり、その石灰岩からは、昔は海だったことを示すサンゴの化石も見つかります。地下にも大正洞、景清洞など450以上もの鍾乳洞があり、中でも秋芳洞の規模は東洋一といわれています。
3億5千万年の長い歳月をかけて造りだした大地を、カルスト展望台から眺めることができます。
2階の展望部は円形になっているので、360度の大パノラマが楽しめるカルスト展望台。スロープも整備されているので、車椅子でも利用できるようになっている。
ここから眺めるカルスト大地の石灰岩は圧巻の景観。5月くらいの旅がベストではあるけど、新芽を育てる目的の秋吉台山焼きが天候不順で行われなかったら5月でも枯葉が目立つ光景になる。
残念というか、ある意味レアな光景でもある。2025年がそうだった。秋吉台は石灰岩が水で溶かされてできたカルスト大地なので、地下には450以上もの鍾乳洞が発達している。
秋吉台観光の際は鍾乳洞も入洞してみるといい。特に東洋一の規模と言われる秋芳洞がおすすめだ。カルスト台地には秋吉台自然観察路や縦走線歩道がある。ルートによっては距離も相当あるので、歩く場合は虫除けスプレーや飲物は必ず携帯しておこう。
若竹山辺りまでなら散歩コースで往復30分くらいだろう。秋吉台カルスト展望台まで旅したら、すぐそばの「台観望 秋吉台店」にも寄ってみてほしい。
マネキン人形「なっちゃん」が目印の台観望秋吉台店は、元祖夏みかんソフトクリームを食べることができ、お土産屋、食事ができる喫茶となっている。それがこちら、数量限定の「ぜんじかっぱそば」。秋芳洞に伝わるかっぱの伝説にちなんでメニューで、台観望でしか味わえない。麺にワサビが練り込まれているが辛みはない。2025年4月30日に食べたよ♪(当時1,200円)
かっぱ伝説については秋芳洞で紹介しているので、そちらを見てくださいな。2025年4月時点でメニューにはなかったけど、秋吉台高原牛丼も2014年に食べている(当時850円)。
秋吉台の草原で放牧された「無角牛和牛」に、カルスト台地で育った香り豊かな美東ごぼう、そして秋吉台コシヒカリを使用なのがウリだ。ご飯と具の間には刻み海苔も入っている。もう一つ忘れてならないのが、夏の大イベント秋吉台観光まつり花火大会。
レーザーショーと2,000発の花火が秋吉台の夜空に打ち上がる。音が山々に反響するので、音はどこの花火大会よりも迫力がある感じを受ける。そして、最大の見どころである、西日本最大の2尺玉(20号玉)花火。2尺玉ともなると、打ち上げの高さは500m近くにもなり、開花直径でも500mに迫るほどの大きさだ。
あまりの大きさと轟音に驚かされるのだが、これがなんと2発も上がるのだ。全体の打ち上げ数は他に比べて少ないけど、印象に残る花火大会だ。秋吉台カルスト展望台
旅をした日
2005年05月25日
2005年07月23日
2006年09月01日
2010年08月04日
2011年06月03日
2013年04月16日
2014年05月28日
2015年09月02日
2019年02月24日
2020年03月29日
2025年04月30日
………………………………………駐車場
有り(無料)
………………………………………日本百選(秋吉台)
日本百選(1927)
新日本観光地百選(1950)
新日本旅行地100選(1966)
………………………………………秋吉台の見どころ
秋吉台自然観察路
秋吉台山焼き・野火の祭典
長者ヶ森とストロマトライト化石
長者ヶ峯展望台
秋吉台カルストロード
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
秋芳洞
大正洞
景清洞
秋吉台サファリランド
(ふれあい広場)
秋吉下八重の花菖蒲
………………………………………最終更新日
2025/05/02
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