本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
百選とは、自然や観光、水など様々な分野のテーマに沿って、全国各地から集めた意見を元に各選考企画者が100個選定するというもの。
三方を海に囲まれ多くの自然景観に恵まれた山口県は、自然、観光、その他にも様々な分野で多くの名所が百選に選定されています。
日本百景(1927年) | |||
日本百景は、1927年に現毎日新聞社主催、鉄道省(1920~1943)後援で日本新八景及び日本二十五勝が選定された際に、同時に選ばれた日本を代表する100の景勝地。 後の様々な百選へと繋がっていく元祖百選。 |
選定 室積湾 長門峡 秋吉台 青海島 |
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新日本観光地百選(1950年) | |||
山岳や渓谷、海岸など10の部門をハガキによる人気投票で10位までを選定し、合計100ヶ所を選定した毎日新聞社主催の新日本観光地百選。 外国人観光客来日による外貨獲得が期待された。 |
選定 錦帯橋 秋吉台 |
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新日本旅行地100選(1966年) | |||
昭和41年(1966)、JTBの前身である日本交通公社が発行していた雑誌の11月号で、創刊40周年を記念して100ヶ所の日本の観光地が発表された。 | 選定 秋吉台 秋芳洞 青海島 |
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21世紀に残したい日本の自然百選(1982年) | |||
1982年、朝日新聞社と森林文化協会が「21世紀に残したい日本の自然百選」を一般から募り、約4万5000通の応募及び、2000ヵ所以上の推薦地の中から100ヵ所を選定。国立公園は対象外だった為、身近な山や川などが多く選ばれている。 | 選定 長門峡 十種ヶ峰 |
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日本の名松100選(1983年) | |||
昭和58年(1983)5月、全国各地の名松266ヶ所の中から、日本の松の緑を守る会によって「21世紀に引き継ぎたい日本の名松百選」が発表された。 山口県は、光市の室積・虹ヶ浜海岸の松が選定。 |
選定 虹ヶ浜海岸 |
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名水百選(1985年) | |||
昭和60年(1985)3月に環境庁(現環境省)が、全国各地の湧水や河川の中から選定した百選。清澄な水を広く国民に紹介し、国民の水質保全への認識を深めて、優良な水環境を積極的に保護していこうという目的。飲用に適しているかの判断は各自治体に確認が必要とのこと。 | 選定 桜井戸 寂地川 別府弁天池 |
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近代水道百選(1985年) | |||
旅の準備中 | 昭和60年(1985)に厚生省(現・厚生労働省)が企画したもので、日本水道新聞社主催で選定した水道施設の百選。 | 選定 内日第一 貯水池 |
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森林浴の森100選(1986年) | |||
昭和61年(1986)に林野庁と緑の文明学会、地球環境財団が共同で制定した100選。日本の森林を21世紀に引き継ぐためだけでなく、自然保護の精神を養い、国民の健康増進に役立てることを目的として選定されたようだ。 | 選定 虹ヶ浜海岸 長門峡 |
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ふるさとおにぎり百選(1986年) | |||
農林水産業と食に関する国民の理解向上と、農林水産物の消費拡大を目的に開催されている農林水産祭で、特別展示「ふるさとおにぎりまつり」を実施するために、百選を発表。 全国から応募のあったおにぎり、おむすび、まぜごはんを当時の食糧庁(現農林水産省)と、ふるさとおにぎり百選審査委員会が共同で選考。 |
選定 ↓ |
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岩国ずし | わかめむすび | お茶の葉おにぎり | |
日本の道100選(1986~1987年) | |||
道の日(8月10日)の制定を記念して、1986年、1987年に建設省(現国土交通省)と「道の日」実行委員会によって制定。 各都道府県が3本の道路(歴史性・親愛性・美観性・機動性を基準)を推薦し、最終的には104本もの道が選定。尚、選定された道路は各年の道の日に建設大臣から顕彰され、顕彰プレートが交付。 |
選定 ↓ |
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パークロード | 菊屋横丁 | ||
日本の白砂青松100選(1987年) | |||
白砂青松の松林の保全と回復を図る目的で、各自治体から推薦のあった165ヶ所の中から、日本の松の緑を守る会が1987年に選定した100選。 | 選定 室積海岸 虹ヶ浜海岸 |
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新日本観光地100選(1987年) | |||
読売新聞の主催で、グループ旅行部門、ヤングカップル部門等の部門ごとに人気投票を行い、昭和62年(1987)3月に日本の観光地100ヶ所が選定。 | 選定 岩国 |
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ふるさといきものの里100選(1989年) | |||
平成元年(1989)に環境庁自然保護局(現環境省)「ふるさといきものの里検討会」により選定。身近な自然の象徴である小動物と、生活環境を保全・回復をはかる地域住民の努力や功績を称えるとともに、広く国民に紹介し、その認識を深め、身近な自然の積極的な保全や創出を進めることが目的。県内の保全対象はゲンジボタル。 | 選定 ↓ |
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一の坂川ホタルロード | 宮野ホタルの里 | 木屋川ゲンジボタル | |
日本の都市公園100選(1989年) | |||
日本の都市公園100選は、公園に対する愛護の精神を高め、整備を推進するために、緑の文明学会と社会法人日本公園緑地協会が1987年7月28日に653ヶ所の公募の中から選定。 | 選定 ↓ |
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維新百年記念公園 | ときわ公園 | ||
日本の秘境100選(1989年) | |||
選定なし | 1989年に、JTBが雑誌「旅」9月号の創刊750号目を迎えるのを記念して開いたシンポジウムにおいて選定。残念ながら中・四国地方では山口県のみ選定がなかった。 | 選定 なし |
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新日本名木100選(1990年) | |||
1990年に大阪市の鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」に合わせ、花博覧会と読売新聞社の共催で企画。全国の巨木や老木の中で、地域住民と共に生きてきた名木を一般公募し、470本もの公募の中から選定。 | 選定 ↓ |
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川棚のクスの森 | 恩徳寺の結びイブキ | ||
日本の滝百選(1990年) | |||
緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地防衛基金の3団体が主催した日本の滝選考会で、日本国内から応募のあった517の滝から選定。 「日本百名滝」や「日本百名瀑」と呼ばれることもあるようだ。 |
選定 五竜の滝 |
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米づくり100選(1990年) | |||
旅の準備中 | 米づくり100選は、1990年に全国農協中央会・日本農業新聞が共同で選定。地域の特性を生かした特色のある米づくりや、地域の伝統・文化を守り伝える米づくりなどの選定区分があるようだ。 | 選定 ↓ |
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山陽小野田市西高泊 | 下関市一ノ宮地域 | ||
日本のさくら名所100選(1990年) | |||
全国の地自体から推薦のあった279ヶ所の中から、財団法人日本さくらの会が1990年に選定。 | 選定 吉香公園 錦帯橋 ときわ公園 |
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美しい日本のむら景観百選(1991年) | |||
農村地域の活性化を目的として農林水産省が平成3年(1991)に選定した百選。農村の美しい景観の百選であることから、農村景観百選とも呼ばれる。 景観を1つの視点として自らの地域を見つめなおし、視覚的な美しさだけではなく農村としての美しさ、快適さを発掘し、全国的に広報普及し農村地域の活性化に資することを目的としている。 |
選定 ↓ |
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平生町名切 | 田布施町砂田 | 萩市伏馬 | |
水源の森百選(1995年) | |||
旅の準備中 | 緑と水の源泉である水源の森を後世に引き継ぐために、森林の所有者や地域住民の努力により昔から維持されてきた森林が選ばれている。1995年に森野庁が選定。 | 選定 木谷川 十種ヶ峰 |
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水の郷百選(1996年) | |||
平成8年(1996)3月22日に、国土省(現・国土交通省)が地域の水の歴史文化や優れた水環境の保全に努め、水を活かした町づくりや村づくりに優れた成果をあげている地域を選定。 | 選定 山口市 萩市 |
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日本の音風景100選(1996年) | |||
平成8年(1996)に当時の環境庁(現・環境省)が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)」を公募。 これらの応募の中から音環境を保全する上で特に意義があると認められた100件を「日本の音風景検討会」が選定。 |
選定 ↓ |
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山口線のSL | 関門海峡の潮騒と汽笛 | ||
日本の渚百選(1996年) | |||
日本の渚百選は、大日本水産会などで作る選定委員会が平成8年(1996)に選定した100の渚。 | 選定 虹ヶ浜海岸 青海島 |
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歴史の道百選(1996年) | |||
旅の準備中 | 文化庁が昭和53年(1978)から都道府県教育委員会の協力により、歴史の道の調査・整備を開始して、平成8年(1996)11月、全国各地の最も優れた歴史の道を選定委員会よって選定。 | 選定 ↓ |
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赤間関街道―中道筋・雲雀峠越 | 萩往還 | ||
公共建築百選(1998年) | |||
旅の準備中 | 平成10年(1998)に建設省(現・国土交通省)が設立50周年を記念して、選定委員会が決定した100件の優れた公共建築物。 | 選定 中原中也 記念館 |
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日本の灯台50選(1998年) | |||
日本の灯台50選は、平成10年(1998)の11月1日の第50回灯台記念日の行事として、海上保安庁が募集し一般の投票によって選ばれた「あなたが選ぶ日本の灯台50選」。 | 選定 角島灯台 |
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日本の棚田百選(1999年) | |||
平成11年(1999)に農林水産省が選定した百選。 徐々に日本の風景から失われていく棚田を保全活動推進の一環として選定。 |
選定 東後畑棚田 |
山口県の日本百選
最終更新日
2024/10/13
新しく追加