本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
樹齢約1,000年で、日本三大樟樹の一つにあげられる川棚のクス。国の天然記念物に指定され、新日本名木百選にも選ばれています。
四方に長く伸びた枝は周囲を広く覆っているため、一株であるにもかかわらず、遠目には「森」のごとく見えるその姿から「川棚のクスの森」の名がつけられています。
2017年9月、衝撃的なニュースが飛び込んできた。酸素不足で一部の根が腐り、9本に分かれた幹のうち2本は枯死状態に近いという。ニュース映像で葉が落ちたクスの森を見て唖然…。もしかして周辺の整備の影響じゃ…。まずは、川棚のクスの森がリニューアルする前がこちら。高さは21m、樹幹9.5m。四方に伸びる枝のうち最大のものは27mで、南北約50mにも達する。
初めて見たのは確か2000年だったと記憶しているが、あまりのすごさに感動したのを覚えている。そして今でも一番お気に入りの名所だ。樹幹は9.5mで、根本に近づけば、その大きさにより一層驚かされる。さすがは日本三大樹(楠)の一つ。
ちなみに他は加茂のクスノキ(徳島県)、蒲生のクス(鹿児島県)リニューアル前もテーブルは設置されていたので、ここで弁当を食べることができた。もう何食べたか忘れたけど、旅相棒とクスノキを眺めながら昼食した記憶があるな。
ちなみに、トイレも整備されている。しかし、川棚のクスの森のファンとしては少し複雑な思いもあったのは事実だ。というのも、冒頭で言ったように枯れた原因がこの整備の可能性が高い。
整備後を初めて見たときは、クスに影響しないかな? と正直思ったんだ。まあ、リニューアルを全否定しないけどね。リニューアル後も思いっきり楽しんだし。
山陽小野田市の花の海でパンを買ってクスの森で食べるという旅が増えてきていた。お腹がいっぱいになると眠たくなってくるので、くつろぎながらクスを眺める旅相棒。5月上旬に来た時に、ボランティアガイドから中旬に来ればクスの花が見られると教えていただいた。その頃はクス全体がクリーム色になるとも。改めて中旬に来てみると、確かに花がいっぱいついていてクリーム色になっていた。
5月に結構来ていたが、色の変化は気が付いても花には気が付かなかったな…。そういえばいつだったか、ボランティアガイドの方がこのつわぶきがあるからこそクスノキがここまで育っていると言っていたような気がする。
どんな内容だったかよく覚えていないな…。アサギマダラとフジバカマはよく見る光景だけど、ツワブキに留まっているアサギマダラが見られるとはラッキー♪
1頭しかいなかったので、リフレッシュパークに行く途中の休憩だったのかな?(笑)このライトアップは期間限定で、近年は定期的に行われていたようだ。
2001年に山口きらら博開催期間中に川棚のクスの森もライトアップされていたような情報をどこかで見たことがあって、いつかまたライトアップしてほしいなあなんて思っていたから嬉しいイベントだ。このクスの根元には、戦国時代に陶氏の乱に倒された大内義隆公の後を追うように、この地で命尽きた愛馬雲雀毛が埋葬されたという伝承が残っているそうだ。
そのためクスの森霊馬神、馬神とも呼ばれ、その名馬の霊を慰め鎮めるための供養が毎年行われているとのこと。
そして、この愛馬にも伝説が残されている。
本州最西端に近い御崎という集落に古い時代に牧場があった。あるとき子馬が生まれるものの母馬はすぐに死んでしまった。子馬は悲しみ、母馬を捜していななくと、海を隔てた蓋井島(ふたおい)でヒヒヒーンと鳴き声がする。
川棚のクスの森
旅をした日
2005年01月02日
2005年04月23日
2007年08月08日
2008年05月13日
2009年05月18日
2014年05月08日
2014年05月21日
2014年10月08日
2014年10月19日
2015年05月07日
2015年10月07日
2016年11月02日
2017年06月14日
2017年10月11日
………………………………………駐車場
有り(無料)
………………………………………文化財
国指定天然記念物(1922年)
………………………………………日本百選
新日本名木百選(1990年)
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
小野小町の墓
川棚スカイツリー
妙青寺寺提の藤
八ヶ尻池の藤
国清山自然公園
青龍湖(舟郡ダム)
品川菖蒲園
響灘・厚島展望公園
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
啓翁桜と菜の花
菜の花(2005~20017年)
バラ
あじさい
アメジストセージ
コスモス(2005~2013年)
コスモス(2014年)
コスモス(2015年)
コスモス(2017~2018年)
コスモス(2020年~)
………………………………………最終更新日
2023/04/28
周辺の立ち寄りスポットに
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