本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
戦乱時代に、里人が牛を奪われることを恐れて洞窟内に隠したことから昔は「牛隠しの洞」と呼ばれており、「大正洞」の名は、大正時代に発見されたことから付けられました。
獅子岩やロマンスくぐりなど見所豊富の大正洞は、マグシーバーを付けての入場になり、各名所の案内を聞きながらの探検ができます。
無性に鍾乳洞に入りたくなったので大正洞へ。最近は秋芳洞でも平日は人が少ないけど、大正洞や景清洞に限ってはほとんどいないな。
さて、大正洞入口には洞内案内図があるんだけど、新しくなってからは11ヶ所の名所だけの表示。実際には30ヶ所近く見所があるぞ。GW中には入口で藤が見頃を迎える。この頃は秋吉台も新緑できれいなので、訪れるには良い季節じゃないかな。
藤棚(ロマンロード)を抜ければチケット売り場。今回は景清洞も入るつもりだったので共通券を購入。では、さっそく洞内を……。あっ!?
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
実は洞内に入ってから三脚を車に置き忘れていることに気づいた…。
よろめき通路
ここはかなり狭く本当によろめくような感じで歩く。天井はおろち天井、そして観音菩薩といった見所があるぞ。
そう言えば、この大正洞は映画「八つ墓村」の音声ロケに使われている。マグシーバーの音声案内でもここの水がどうちゃらこうちゃらと言っていたような気がする。場所は音羽の滝。
しばらくその場で耳を済ませて「あ~、八つ墓村だあ」と感慨ふけっていたな。洞内淵
地下水があるので池のようになっているんだけど、ここにはシコクヨコエビが生息している。
こうもり穴
ここには本当にこうもりがいる。何回かは飛んでいるところ見たことがあるぞ。
出口からは洞窟の外を歩いて入口まで戻るんだけど、その途中に最後の見所がある。犬ヶ森ポノールだ。ポノールとは、地上に降った雨水を地下の水道まで吸い込む深い井戸のような竪穴のこと。
ここに吸い込まれる水は、ここより2km離れた景清洞より吐き出されるとのこと。ほぼ垂直に地下40mあたりまで吸い込んでいる。涸れ川
景清洞から流れた地下水は、佐山ポリエを流れ、大正洞に向かう。佐山ポリエの中を蛇行している川は、大雨の後だけ水が流れるが、普段は水が流れていない。
大正洞・秋吉台エコ・ミュージアム周辺は桜の名所としても知られている。本数は100本。
毎年「大正洞さくらまつり」も開催。過去の桜シーズンでは秋吉台を旅したことがないので、大正洞の桜を見るのは2018年が初めてだった。
しかも日曜日だったということもあり、ライダーがたくさんいた。この日の空の主役は雲。所々青空が広がっているけど、ほとんど太陽は隠れていた。でも、2018年は気温が一気に上がって5月上旬並みになってるから肌寒くはない。
この気温の影響で各地は例年よりかなり早く、そして一気に満開を迎えたので満開の期間も短いものだった。旅相棒は2018年の梅や河津桜が見れておらず、この日は久しぶりの旅ということで楽しそうだった。
自分は一人旅三昧で梅や河津桜、桜が思いっきり楽しめてるんだけどね(笑)大正洞
旅をした日
2005年07月23日
2008年05月03日
2011年05月18日
2018年04月01日
………………………………………入洞時間
8:30~17:15
受付は16:30まで
………………………………………定休日
無休
………………………………………入洞料金
大人:1,100円
小学生:600円
景清洞共通券料金
大人:1,650円
小学生:900円
………………………………………駐車場
無料
………………………………………秋吉台の見どころ
秋吉台カルスト展望台
秋吉台自然観察路
秋吉台山焼き・野火の祭典
長者ヶ森
長者ヶ峯展望台
秋吉台カルストロード
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
秋芳洞
景清洞
秋吉台サファリランド
(ふれあい広場)
………………………………………最終更新日
2021/08/30
内容一部変更