本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
標高713mで、下関市最高峰のと知られる華山(げざん)。山頂からは日本海や周防灘が一望でき、ハンググライダー出発地としても知られています。
また、中国自然歩道の華山コースには、2段にわたる高さ12mの徳仙の滝があり、8月にはそーめん流しも行われています。![]()
華山は神上寺の中国自然歩道から登山できるが、車でも山頂まで上がることができる。標高は713mとかなり高いが、山頂は展望広場として整備されており、東屋も設置されている。
半面、車道はかなり狭くて苦労する。折れた木の枝が通行の邪魔になってしまう可能性も0ではない。
山頂から電波塔がある方向を見ると、ハンググライダーの出発地が見える。このとき実際に近くまで行ったんだけど、足がすくんでしまった(笑)。
ちなみにこのときの写真は消失している模様。山口県の旅の中でも初期だからなあ。

山頂から登山道を少し下山したところにある中宮権現。「中宮」案内板より引用しておこう。
現在の中宮権現は、景行天皇が祀られたもので、中哀天皇から仁徳天皇に至る四代の天皇及び天智天皇が親しく祭祀されたと伝えられています。この権現は、天智天皇のときに、御在所を西の嶽(山頂西側)に移されました。元正天皇の時に西の嶽から大日嶽(山頂東側)に移され、このとき上宮(山頂)、中宮(現地点)、下宮(神上寺あたり)の三権現を造立し、中宮権現の側に大御堂が創建されました。
776年、ここに寺院が初めて建てられ、後醍醐天皇の時にふもとにおろされるまで、この地で行事が行われていました。
華山の麓には、高さ12mの2段滝「徳仙の滝」がある。慶雲2年(705)、徳仙上人がこの滝にこもり修行をしていたので「徳仙の滝」と呼ばれているが、玉の簾(すだれ)を垂らしたように見えるので「玉簾の滝」、地名から付けられた「蟹廻り滝」と、さまざまな呼び名もある。
近くにはキャンプ場も備わっており、8月にはそーめん流しも行われているようだ。
登山口でもある神上寺は紅葉名所としても知られており、中でも大モミジは見応えがある。