山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(山口市)

大村神社

長沢池の北にあり、大村益次郎を祭神とする大村神社。
明治5年(1872)に、さらに北側にある大村益次郎の墓の傍に建てられましたが、昭和21年(1946)に現在地に移りました。境内からは長沢池が望めます。

大村益次郎肖像画

大村益次郎(1825~1869)
文政8年(1825)周防国吉敷郡鋳銭司村(現山口市鋳銭司)に長男として生まれ、蘭学、漢学、さらには大阪の緒方洪庵について洋学、医学を学ぶ。

安政3年(1856)に江戸で塾を開き、翌年に幕府の講武所教授となる(※講武所・江戸幕府が設置した武芸訓練所)
大村益次郎像文久3年(1863)に萩へ帰国後は長州藩に仕え、攘夷派として四境戦争や戊辰戦争に参謀として参加し、明治新政府樹立のために尽くした。
大村益次郎スタンプ

維新後は木戸孝允、大久保利通と並び新政府の幹部となり、軍政を改革し国軍の建設に尽力した。

明治2年(1869)9月4日、京都において軍政改革に反対する士族8人に襲撃され重傷を負う。治療を受け続けるも敗血症のため同年11月5日に大阪の病院で死去。享年44
大村神社大村神社の旅は新緑の時季を選んだけど、どうやら周辺は桜も咲くようだ。次の旅は桜シーズンだな。
大村神社

もちろん新緑もいいよ。そのための5月の旅だし。

大村神社では、4月第3日曜日に「誕生祭」、11月3日に「命日祭」が催される。
大村神社拝殿益次郎が医者でもあったということで、医療の道を志す人もお参りに来るらしい。
大村神社大村神社境内から長沢池が一望できるため、市民の憩いの場として親しまれている。
大村神社ベンチに座ると長沢池を眺められるようになっている。
長沢池長沢池は慶長4年(1651年)に築かれたもので、山口市鋳銭司と防府市台道にまたがっている。周囲は約6km。
長沢池の芝桜桜の時季がいいと言ったけど、大村神社前の長沢池土手では芝桜も咲く。4月上旬から中旬もおすすめだ。
大村益次郎の墓大村神社からさらに北に移動すると大村益次郎の墓がある。遠くはないけど車での移動がいいだろう。
大村益次郎の墓大村益次郎の墓は昭和10年(1935)に国の史跡に指定されている。
大村益次郎の墓琴子夫人の墓

益次郎の墓(左)と並んで琴子夫人の墓もある。
大阪の病院で没した益次郎の亡骸は、瀬戸内海を船で郷里に運びこの地に埋葬した。
神道碑

益次郎の墓後方には没後10年を記念して神道碑が建立されている。なお、大村神社が移築される前は、この神道碑の後ろに社殿があった。

さて、大村益次郎の墓の旅の際には焦る出来事があったんだけど、その内容は藤尾山公園で紹介している。
INDEX

大村神社

旅をした日
2013年08月21日
2016年04月17日
2016年05月04日
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
鋳銭司郷土館
長沢池
大村益次郎生誕宅跡
………………………………………最終更新日
2022/08/21
周辺の立ち寄りスポットに
鋳銭司郷土館を追加


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