本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
明神池は笠山と本土との砂州が出来て陸続きになったとき埋め残されたかん水湖で、大池、中ノ池、奥ノ池の三部分からなっています。池と海は岩の隙間を通じていて、 外海の潮の満ち干きによって水位も変化します。大正13年(1924)には、国の天然記念物に指定されています。
また、明神池にはイシダイ、マダイ、ボラなど約20種類の海水魚が生息しており、池のほとりには漁師の安全と豊漁を祈願して池の魚を奉納した厳島神社があります。
撮影を含まない旅も考えると、県内でも相当数の旅をしている名所となる明神池。
真横に有料駐車場があるので、立ち寄りやすいのもいい明神池の上空ではトンビが飛んでいるので、売られている魚の餌を上空に投げると空中でキャッチする光景が見られる。
油断すると手に持っている餌にまで飛び込んでくるのである程度注意はしておく必要がある。以前の明神池の名称は弁天池、または、藩主の茶室が建てられていたことから「御茶屋池」とも呼ばれていた。
現在の名称は、貞享3年(1686)、萩藩2代藩主毛利綱広が毛利元就が信仰していた安芸の厳島明神を勧請して分岐しこれに因んだものらしい。魚が泳ぐ姿がはっきり見えるが、地元では神聖な池ということで魚は獲らないらしい。釣りは禁止!
大正15年(1926)、昭和天皇が皇太子の代に行啓で笠山と明神池を訪れた際に、魚釣りができるように準備していたところ、神聖な池であることを知った皇太子は魚釣りは断ったとのこと。風穴からは、夏でも13℃くらいの冷たい風が出ている。
しくみは、崩れた溶岩の間にできた空間(タンク)は、冬は外より温かいので冷たい空気が流れ込む。夏は外のほうが温かいので、冬の間にタンクに貯められた冷たい風が外に向かって流れ出すというわけだ。天然クーラーで食事が楽しめる。不定休だけど。冷え性の人は長居はきついかもしれないね。
とはいえ、天然クーラーを楽しむためにも、夏に訪れたい名所だ。そして、再び明神池に戻って暑さでげんなりする(笑)
萩城下町から少し離れているので観光の計画に若干組みづらいかもしれないが、おすすめなのは間違いない明神池前にもお食事処がある。「いそ萬」と「萩池々茶屋」だ。どちらも明神池を眺めながら海鮮料理を食べることができる。
いそ萬の営業時間は11:30~14:00で不定休。 萩池々茶屋の営業時間は11:00~15:00で火曜日が定休日となっている。明神池と風穴
旅をした日
2005年02月28日
2006年07月27日
2009年08月16日
2011年07月11日
2013年08月27日
2016年03月23日
2019年05月15日
2021年08月04日
………………………………………定休日(風穴の店)
不定休
………………………………………駐車場
有り(有料)
………………………………………いそ萬
営業時間:11:00~15:00
定休日:火曜日
………………………………………萩池々茶屋
営業時間:11:30~14:00
定休日:不定休
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
越ヶ浜まち歩き
笠山椿群生林
笠山
………………………………………最終更新日
2025/06/12
内容追記