本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
笠山の北端(虎ヶ崎)10haの広さに約60種約25,000本のヤブツバキが自生しており、萩市指定天然記念物に指定されています。毎年2月中旬から3月下旬にかけて椿まつりが開催されています。
群生林内は遊歩道が整備され、早朝には木から落ちた落ち椿が楽しめ、地上約13mの展望台からは椿群生林や日本海が一望できます。
椿開花基準木は満開。
2011年は今までよりも多くの花が咲き当たり年だったな♪
椿群生林内を散策することができるので、のんびり歩いてみよう。
よく晴れた日だと、木漏れ日がきれいだ。椿よりもこちらの木漏れ日の方が好きだったりする。間近で椿を堪能できるのは展望台周辺だと思う。というのも、ここの椿は全体的に高い位置で咲いている。そのため、25,000本ほど数は感じないかなあ。
だけど2011年の見応えの良さは、猛暑と12月末から3月までの低温気象による影響みたいだ。開花がずいぶんと遅れ、例年よりも数の多い蕾が短期間で集中的に開花したようだ。笠山椿群生林は2015年に「池坊花逍遥100選」に選ばれている。
池坊花逍遥(いけのぼう はなしょうよう)100選って、何ぞ?花の産業と文化を守り育てる「花きの振興に関する法律」制定を祝して「池坊花逍遥100選プロジェクト」が始まる。
未来に残したい日本の花風景を全国より応募された中から「華道の精神を映している」と「未来にのこしたい」の双方を満たす花風景を都道府県別に抜粋、日本文化を誇るにふさわしい花風景100箇所を認定したとのこと。散った椿を見て楽しむこともできた。
観光パンフレット等で紹介されている遊歩道一面に散った椿の光景は、実際見たことないけどね。朝一で掃除をしているのだろう。車の渋滞を考えると、早朝に旅をした方がいい。次回の旅はきっと落ち椿が見られることだろう。
「落ち椿」を見る条件は、「花が咲いている3月中旬以降」、「前夜に強い風が吹いた翌日」、「早朝」だそうだ。椿まつり期間中の土・日・祝日ならば軽食や地ビール、地酒などの販売がある。
また、日・祝日は椿音頭などの郷土芸能披露などのイベントも開催されている。椿まつり期間中の土日祝日は有料(300円)なのを覚えておこう。椿まつり期間中の土日祝日は観光客が多いので、時間帯によっては椿群生林の駐車場に停めるのは無理だと思う。
萩バスセンターまたは東萩駅より路線バスを利用した方がいい。その路線バスでは「越ヶ浜バス停」で下車することになるので、そこから会場まで無料のシャトルバスを利用するといい(椿まつり期間中のみ運用)
ちなみに、越ヶ浜バス停から徒歩だと1時間近くかかる。←第一駐車場(椿まつり期間中はシャトルバス発着場)から少し道路沿いを歩いて遊歩道に入った場所。
奥に見えるのは「エビ池」。池と海は岩の隙間を通じていて、 外海の潮の満ち干きによって水位も変化する。明神池と同じだね。