本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
標高112mの笠山は、単成火山群(1回だけの噴火で形成されたもの)である阿武火山群に属する火山です。山頂には噴火口があり、火口直径・深さは約30mと世界最小。その完全な形を残した火口を間近で見ることができる笠山山頂からは、萩市街地、日本海、萩六島など展望できるようになっています。
桜が咲き乱れる4月には、山頂、山道一面にソメイヨシノが咲き誇り、日本海を眺めながらの花見ができる好名所に。
旅を始めた当初、萩を旅した際は必ず立ち寄っていた名所、笠山。山頂は広場、そして展望台が整備されている。ここから眺める日本海がとても美しい。
展望台室内にも入ることができ、室内には「笠山のひみつ」が紹介されている 。尚、笠山の名の由来は、遠目に見た山の形が市女笠に似ていることから付けられている。
20代前半は「またか」と言うほど来ていた笠山だけど最近はめっきり減ってしまったな。満開の桜も2007年以降見てないんだよなあ…。指月山や菊ヶ浜を展望。
笠山山頂からは日本海に沈む夕日や、沖合いのイカ釣り船の灯りが見えることでも有名。
萩六島と呼ばれる萩沖に浮かぶ島々は、安山岩や玄武岩の溶岩台地。このうち大島、櫃島、肥島、尾島、相島は安山岩の溶岩台地であり、羽島は玄武岩の溶岩台地。
マグマが地表に流れ出して固まった岩石は、珪酸(ガラスの主成分)が少ないものを玄武岩、中くらいなものを安山岩、多いものを流紋岩と呼んでいる。山頂から見る桜と日本か美しいけど、笠山の桜は2007年以降見ていない。春以外はよく来ているんだけどなあ。
機会があれば必ずまた桜を見に行くぞ!展望台前には遊歩道があり、ほんの少しだが山頂の一部を周回できる。
展望台を少し過ぎたところに設置されたベンチ。ここからの眺めもいい。飲み物でも持ってくればよかったかな。笠山は標高112mと高い山ではないので、山頂までの道は走りやすい。景色も良く、車窓を開けて走りたいね。
笠山には麓に椿群生林や、明神池、風穴など見どころも豊富なので楽しめる。萩市に訪れたら立ち寄ってみよう。この日食べたのは、柚子蜜ソフトクリーム。柚子屋本店でしか食べることができない「白い夏みかんソフトクリーム」柚子蜜をかけたもの。
爽やかな味に柚子蜜の香りと粒粒感がクセになる。笠山の旅の際には必ず食べておきたい。