本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
大照院は初代藩主である毛利秀就を弔うために建てられた臨済宗のお寺。初代秀就から12代斉広(なりとう)までの偶数7代藩主夫妻の墓と、秀就に従い殉職した藩士らの墓があります。
5月には市指定文化財の大フジが花をつけます。![]()
2018年は藤の見頃が各地で早かったので、4月下旬の萩旅の際に大照院に立ち寄ってみた。



毛利家墓所には、603基の灯籠が並ぶ。2代藩主毛利吉就公から12代までの偶数代の藩主ならびにその夫人が祀られている(偶数代藩主は東光寺で祀られている)
毎年8月13日に万灯会が行われ、迎え火として灯籠に入れられたロウソクに火が灯され幻想的な雰囲気に。ちなみに大照院で13日に「迎え火」、15日に東光寺で「送り火」だ。
一番奥まで歩いて振り返ってみると…、ちょっと遠いけど分かりますかな?
ほら、写真中央の木の一番上…、
おお、あんな高いところに藤の花が。
これが萩指定天然記念物になっている樹齢300年以上の大フジ。説明板によると、樹齢300年を超えるフジが10本ほどあり、大きいものは根回り2m20cm、ツルの高さは推定30m。
受付の人曰く、樹齢300年越えで根元が腐ってきているので、年々花の勢いが無くなってきているとのこと。昔は勢いよく垂れ下がっていて見事な美しさだったらしい
大照院経蔵(国指定重要文化財)の上にも藤の花が見えるね。
大照院の大フジを撮ろうと思ったら、望遠レンズを用意しておく必要がありますな。