本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
小林さんの妻が大病を患って寝たきりとなり、「花でも眺めさせて、気分を和ませよう」との思いから、自宅の縁側から見える休耕田を少しずつ開墾し広げた菖蒲園。100平方メートルほどの場所に東行庵から譲り受けた菖蒲300株を植えたことから始まり、今では3千平方メートル約3万株までになっています。
「こば爺の菖蒲園」と呼ばれ、評判が口コミで広がり、見学者も増え続けています。
豊北町阿川小瀬戸にあるこば爺の菖蒲園。標識や幟が立てられており、とてもよく目立っている。駐車場入口にはお洒落な木の標識。
こば爺の菖蒲園実行委員会も立ち上がっているので、こういったPRに力を入れているのだろう。菖蒲園のおお草むしりなどに励む小林さんは、当時で90歳、一人で頑張る姿に感動。朝5時に起きて、6時には菖蒲園に出るそうだ。
「菖蒲を増やすのが生きがい」とのこと。妻のシズコさんが病気で倒れた時に「1日中寝たきりなので、花でも眺めさせて、気分を和ませてやろう」という思いから始めたそうだ。
おばあさんはきっと幸せだね゜*。(*´Д`)。*°そろそろ帰ろうかと思ったときに、家から菖蒲園をずっと眺めていたおばあさんに声をかけられた。
「全部見られたかね?」「はい、奥の方まで行って見てきました。とてもきれいな菖蒲園ですね」
そう返すと、とても嬉しそうに笑ってくれた。その笑顔は幸せに満ちていた。こば爺の菖蒲園
旅をした日
2012年06月11日
………………………………………観覧時間 / 観覧料
特になし
※箱が設置されているので
気持ちを入れてみよう♪
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
阿川ほうせんぐり海浜公園
阿川八幡宮のイヌマキ巨樹群
………………………………………最終更新日
2020/10/06
内容一部変更