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西円寺のアオバス

元は真言宗で、元禄9年(1696)に通向岸寺の五世讃誉上人を迎え、浄土宗寺院として発足したと伝えられる西円寺。山門は明治24年(1891)に萩市の大照院から寄進、移築されたものです。

境内ではハスの中で最も美しいアオバスが生育し、6月下旬から8月上旬にかけて開花します

何年も前から旅をしようと思いつつもできていなかった青海島大日比にある西円寺。

2020年も異常に雨が多くて行きそびれそうだったけど曇り予報となった日曜日の旅へ。午後は予報では雨だったけど、朝は少しだけ青空も見えていたね。

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立派な山門は萩の大照院にあったもので、寺禄廃止に伴い、明治24年(1891)に寄進、移築されたもの。

山門の鬼瓦には蓮が装飾されており、昭和57年(1982)に山口県の有形文化財に指定されている。

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観光レジャー辞典やまぐちによると、西円寺は世界最古の日曜学校の地として知られており、約2万冊の和漢の書が保管されているとのこと。

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さて、西円寺の旅の目的は境内で生育しているアオバスだ。県内唯一のものである。

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アオバスは花びらの多いシナバスの俗称で、廬山白(ろざんしろ)と称する品種。

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白色の花をつけ、ハスの中で最も美しいんだって。

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だけど、2020年はつぼみが少ないようだ。見ての通り開花が1つで、つぼみも1つ。やっと旅ができたのに、これは残念(笑)

また機会があれば旅をしてみよう。

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というわけで、2022年は旅相棒と旅をしてみた。今度は少しタイミングを遅くしている。

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前回より多く開花していたので、良い旅にはなったかな。旅相棒も初めての場所だったし。

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アオバスは昭和41年(1966)6月10日に天然記念物に指定されている。

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西円寺のアオバスは、文政5年(1822)に当時の和尚が知人から種子を譲り受け、西円寺の池にまいたのが始まりといわれる。

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近年は6月でも暑い日が多いから開花時期は例年よりも微妙な感じはするけど、見頃は7月下旬頃かなあ。

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