本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
長門市三隅地区の「三隅を守る会」が栽培する、やまぐちオリジナルユリ。やまぐちオリジナルユリとは山口県が育成した「プチシリーズ」のユリで、スカシユリとヒメユリをかけあわせて開発した山口県オリジナル品種。下関市や防府等でも球根が栽培されています。
球根の肥大を促進するため花摘み作業を行う必要があり、PRと花に親しみを持ってもらうことを目的として地元の保育園児による花摘み体験も実施されています。
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長門市三隅地区の約2aのほ場で栽培されているオリジナルユリ。プチシリーズの看板が設置されている。
小さくて独特の香りがないという特徴がり、球根を増やすために栽培を行っている。
専用の駐車場はないので、車は邪魔にならないように適当な所に停めるしかない。
旅をするタイミングがちょっと遅かったかなあ。結構花が散っていた。
菖蒲園でよく見かけるような品種札がないので品種は分かりづらい。PRも目的ならば品種札を付けた方がいいかもしれないね。
これは「プチエトワール(小さな星)」だろうか。きらきら光る星をイメージしている。
こっちが「プチセレネ(小さな月の女神)」かな? 自慢じゃないけど花オンチでして(笑)
こちらは「プチブラン(小さな白いユリ)」。純白色で清楚なユリ。
こちらが、やまぐちオリジナルユリの元祖「プチソレイユ(小さな太陽)」。小さくても強く輝いてほしいとの思いで名付けたとのこと。

山口県農林総合技術センターが約10年かけてスカシユリとヒメユリをかけあわせて開発したもの。
2002年8月に品種登録され、2008年3月にジャパンフラワーセレクション(新品種コンテスト)で入賞。
調べてみると、オリジナルユリプチシリーズはプチソレイユを除く10種類と記されているんだよね。
つまりその他10品種は、プチソレイユを元にした色違いの新品種ということか。
プチシュミネ(小さな暖炉)。やわらかみのある暖かなユリが優しくあなたを包み込む。

長門市三隅地区での栽培は5品種で、その他のピンク系は栽培されていない(2021年)。
最も小さい「プチアンジェ(小さな天使)」もなかったと思う(色的にはプチブランに似ている)。
品種や、やまぐちオリジナルユリについてはネットで調べて記載しているので間違いがあるかもしれない。その場合はメールでお知らせください。すぐに訂正します。
うむ、やっぱり品種札は設置してほしいですな。やまぐちオリジナルユリ
旅をした日
2021年06月06日
………………………………………駐車場
無し
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
村田清風旧宅
桜楓山荘跡(楫取素彦旧宅)
………………………………………最終更新日
2025/10/07
内容追記