本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
貴重な岩礁や植物の保護と、保全を基本理念に整備された縄地ヶ鼻公園。広大な園内はバーベキュー施設がある自由広場や砂浜で構成されており、冬は梅、約3万本の水仙や約2,000株のカンツバキなどが咲き誇ります。
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縄地ヶ鼻公園はとても広い。
広場を囲むように遊歩道があり、そのまま砂浜へと続く。


今まで上関町の上盛山展望台に行ってたけど、近場で良い水仙名所場所を見つけたな♪
2013年以降はずっと縄地ヶ鼻公園で水仙を見ている。
ただ、公園全体に分布しているので、一斉に見頃を迎えるということはない。海岸沿いが最も早く、自由広場周辺、自由広場側の駐車場近くといった感じじゃないかな。
少なくとも2013年はそうだった。
2013年2月11日頃から海岸沿いと、広場の東屋近くの水仙が咲き始め、3月5日頃がピークだった。それでも今から咲く場所もあったからなあ。

駐車場は海岸沿いと自由広場側の2ヶ所ある。どちらに停めても、公園全体の水仙を見ようと思ったらそれなりに歩くことになる。
2月といえど快晴で暖かく、水仙、椿、梅を見ながらの散歩だったので気持ちがいい。椿はピークを過ぎていたけど。
海岸まで下りると、周防灘から流れ込む有帆川が眺められる。写真左の中央に見えるのは竜王山だ。
写真左はチャートと呼ばれる大きくて白い岩石。写真は広場横の岩石だが、海岸にも多くのチャートや泥岩層などが見られる。チャート
放散虫(プランクトン)などケイ質の殻や、骨格を持った微生物の死骸が深海にたまり固まったもので、厚さ数mmまでたまるには約1,000年かかるといわれている。
チャートの他に泥岩層もあり、これは泥や砂が陸から浅い海に運ばれて固まったもの。
中には、白い石灰岩が見つかることがあり、この石灰岩は秋吉台のものと同じだという。
このように、できる場所が異なる岩石が一緒に見つかる理由は、チャートを乗せた海洋プレートが大陸プレートにぶつかって沈み込んだときに混ぜ合わさったからで、付加体とも呼ばれている。


難しいと言えば、水仙の満開もなかなか見られない。一番良かったのは2013年ときだったかな。
以降は海岸沿いできれいに咲いているものを少し見ることができるだけで、園内の水仙は完全にタイミングを外している。
2018年3月4日は気温が4月並みに上昇したことで、風が強かったにも関わらずまったく寒くはなかった。

縄地ヶ鼻公園に来る前にときわ公園の菜の花を見たんだけど、暑いくらいだった。
風が強いせいで撮影は苦労したけどね(笑)
縄地ヶ鼻公園は水仙だけでなく、梅も楽しめる。本数はそれほど多くないけどね。
だけど、3月にもなれば開花はしているので水仙が期待外れだったとしても楽しい旅になるはず。








