本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
厚狭(あさ)駅新幹線口近くにある寝太郎荒神社。厚狭川を堰き止めて沼地だった千町ヶ原に灌漑用水を作り、豊かな水田に変えた寝太郎を祭神として祀っています。![]()
さて、寝太郎物語とはなんなのか簡単に説明しておこう。寝太郎は毎日寝てばかりで、3年3ヶ月まるまる寝て暮らしたという。村人からは「寝太郎」と呼ばれ笑われることに。
ある日ひょっこり起きた寝太郎は、父に千石船の製作と船いっぱいのわらじを買ってくれと頼んだ。
船が出来上がるとわらじを積んで、遠く離れた佐渡島へ。佐渡島へ着いた寝太郎は、新しいわらじと古いわらじをただで取り替えてやると島じゅうにふれ歩き、たくさんのわらじを集めた。
厚狭を出発して40日経つと寝太郎の千石船が帰ってきて、寝太郎は再び父に頼んで大きな桶を急いで作った。
桶で持ち帰ったわらじを洗うと、桶の底に大量の砂金が見つかった。
寝太郎は集めた砂金を手元に厚狭川を堰き止め、灌漑用水を作ると荒れ地が豊かな水田になり、毎年豊作が続いたという。
寛延3年(1750年)、広瀬地区の吉井又左衛門ほか農民たちが、石祠を建て松の木などを植えて現在に至る。裏には寝太郎荒神の森という看板も設置されていた。

厚狭駅在来線口には、稲束とくわを持った寝太郎之像が設置されている。寝太郎の偉徳を偲ぼうと、昭和46年(1971年)に建立された。
冬には駅前がイルミネーションで彩られる。

寝太郎のイラストは可愛らしい。寝太郎公園「ゆめ広場」で見かけた。
同じく「ゆめ広場」で見つけた寝太郎モニュメント。これはこれで味があって良い♪
非売品であろう寝太郎缶バッジ。トレーディングカードGETの旅で、山陽小野田市歴史民俗資料館に旅した際に記念品として貰ったものだ。
寝太郎荒神社
旅をした日
2013年05月12日
………………………………………駐車場
無し
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
ねたろうの里公園
物見山総合公園の花菖蒲園
寝太郎公園のあじさいロード
………………………………………最終更新日
2025/07/14
内容追記