本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
源氏に敗れた平家が滅亡に至った源平合戦最後の戦い「壇ノ浦の戦い」で、死を決意した二位の尼に抱かれて入水した安徳天皇の御遺骸を埋葬されたところといわれています。
さて、安徳天皇と言えばご存じ源平合戦最後の戦い「壇ノ浦の戦い」で、死を決意した二位の尼に抱かれて入水した人物。
その安徳天皇が埋葬された墓が豊田にあるわけだけど、正式に赤間神宮の安徳天皇阿弥陀寺陵が御陵と1889年(明治22)に決定しているので、ここは参考地となる。被葬者は特定されていないが、天皇や皇族の墓の可能性がある場所を宮内庁が陵墓参考地として管理しているそうだ。
御陵とされるのは石段を上がった先にあるんだけど、見ての通り中に入ることはできない。目の前には「御衣洗の池」がある。安徳天皇の亡骸の御衣の穢れを池水で洗って清めたと伝えられる。
そして「古刀出土の地」の石碑も建てられている。2025年1月、県が計画している木屋川ダムのかさ上げに伴い、洪水時に同参考地の約8割が水没する見通しだと報じられた(かさ上げ完了予定は2039年)。
宮内庁は県と保護対策について協議しているとのこと。