小鯖八幡宮のオニユリ
小鯖八幡宮は通称で、正式には鰐鳴(わになき)八幡宮と呼ばれています。社名の由来は、宇佐から御請勧の八幡さまが海から川を遡り鰐石から上陸したとき、神様をお慕いして従いてきた鰐は鳴いて別れを惜しんだといい、その故事により鰐鳴八幡宮と称えると伝えられています。
夏にはオニユリ(鬼百合)が、参道(200m)の両側を彩ります。

小鯖八幡宮は田畑等の農耕をはじめ商工業その他の産業学問文化の促進向上発展をみまもり、地域住民氏子の守護神として崇められているとのこと。

小鯖八幡宮の参道は、春は桜並木、秋は彼岸花で有名だけど、夏にはひっそりとオニユリが彩っている。
オニユリの花弁はオレンジ色で、濃褐色で暗紫色の斑点が見られて毒々しい雰囲気があるけど、毒性はないようだ。 名の由来は大きなオレンジ色で赤鬼を連想させることから。

小鯖八幡宮のオニユリの存在はもっと前から知っていたんだけど、旅は2022年とずいぶん遅くなったね。
見頃を迎える7月下旬頃は向日葵と重なるからねえ…。

運が良ければオニユリに留まるアゲハ蝶を見ることができるかもしれない。写真好きな人なら旅をしてみてもいいだろう。暑いけど。

旅相棒はスマホでナイスタイミングだった。

参道は200mで両側に咲くオニユリだけど、株数はそんなに多くはない。昔に比べて減っているという噂も聞くがどうなんだろう。

オニユリを楽しめる名所は多くないので、まだ旅をしたことがない人は夏に小鯖八幡宮へ旅してみるといいだろう。熱中症対策を万全にして。
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