本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
2015年7月、萩反射炉は世界遺産に登録!
反射炉は鉄製大砲の鋳造に必要な金属溶解炉で、欧米列強に対する危機感が広まった江戸時代後期に、蘭書を元に幕府や一部の藩が導入に取り組んでいます。
反射炉の遺構は萩のほかに、韮山(静岡県)と旧集成館(鹿児島県)にあるだけで大変貴重で、明治日本の産業革命遺産として2015年に世界遺産に登録されました。
萩反射炉の最初の旅は世界遺産に登録されるよりもずっと前の2006年4月。駐車場から石段を上っていくと広場に出て東屋が目に入る。当時はまだボランティアガイドの案内所はなかったと思う。
本数こそ少ないけど、春は新緑と桜のコントラストがとてもきれいな場所だった。そして公園奥にそびえるのが反射炉。
世界遺産に登録される前は観光客も少ない地味な名所だったのは確か。桜が満開だけど、自分以外の人は反射炉前でお花見をしている1組の家族だけだった。萩反射炉は西洋で開発された金属溶解炉。萩藩の防海強化の一環として導入が試みられている。旧来の大砲に代わる鉄製の洋式大砲を必要としたからのようだ。
反射炉の設計は、すでに反射炉の操業に成功していた佐賀藩のものをスケッチして築造されている。現在残っている遺構は萩反射炉の煙突部分であり、高さは10.5m。
萩反射炉の築造は1858年(安政5)と考えられているけど実用したという記録は残っていいない。したがって萩反射炉は試作的に造られたという見方が有力だ。さて、その後も何度か反射炉には来たけど、桜シーズンに来たのは11年ぶりとなる2017年。随分と来てなかったんだね。
運よく電車が通過してくれたので、いい絵が撮れた♪こちらは、萩反射炉が世界遺産に登録した記念に、道の駅萩往還で販売されていた「萩反射炉どら焼き」。購入日は2015年9月30日。
最近は意識してないので分からないけど、まだ販売されているのかな?萩反射炉
旅をした日
2006年04月08日
2012年11月01日
2017年04月09日
2020年09月19日
………………………………………入館料
無料・常時公開
………………………………………駐車場
有り(無料) 乗用車10台
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
道の駅萩しーまーとの河津桜
恵美須ヶ鼻造船所跡
美萩海浜公園
松陰神社・松下村塾
東光寺の桜
………………………………………最終更新日
2020/09/24
内容一部変更