山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(萩市)

旧厚狭毛利家萩屋敷長屋

厚狭(あさ)毛利家は、毛利元就の五男元秋を始祖とする毛利家の一門。毛利家萩屋敷長屋は、萩城の二の丸南門の南100mの要地にあり、広大な敷地内にあった主屋や庭園などは明治維新後に解体され、現在は長屋のみが残されています。

旧厚狭毛利家萩屋敷長屋

厚狭毛利家とは、厚狭は現在の山陽小野田市で、ここに居館を構えていたので厚狭毛利と呼ばれている。

毛利家萩屋敷長屋は萩市に残っている武家屋敷長屋の中で最も大きく、各座敷は厚狭毛利家の家臣たちの詰所だったと思われる。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋長屋は昭和41年(1966)6月に重要文化財に指定され、翌年から解体修理に着手。その際に発見された棟札から、長屋は第10代元美の代、安政3年(1856)5月に建てられたことが分かっている。
厚狭毛利家系図現地でも、萩毛利家と厚狭毛利家系図を見ることができる。長屋が建造された元美は一番左下になる。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋長屋には入れず外からの見学のみになるが、歴史好きなら見ていて楽しいだろう。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋

東座敷三の間では、三矢の訓のパネルが展示(2024年の旅では展示してなかったな…)

三矢の訓は毛利元就の嫡男輝元と、小早川家を相続した元春・隆景の三人の息子にあてた教訓状をもとに作られた説話。誰もが一度は聞いたことがあるだろう。
毛利元就甲冑西座敷一の間では、毛利元就が使った甲冑を模したものが展示。毛利元就は萩城を築いた毛利輝元の祖父にあたる。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋一番左橋の仲間部屋では、幕末期の萩城下町絵図や、萩城の模型が展示されている。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋旧厚狭毛利家萩屋敷長屋

よくできている。この模型を大きいパネルにして、指月公園内に掲示すると観光客にイメージしてもらいやすいと思うんだが。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋萩城跡を旅する度に思うんだけど、萩城解体は勿体ないよなあ…。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋旧厚狭毛利家萩屋敷長屋のみの見学は100円。萩城跡指月公園との共通券は220円。無休なのでセットで見ておくのが良いだろう。
INDEX

旧厚狭毛利家萩屋敷長屋

旅をした日
2012年04月02日
2024年06月05日
………………………………………開園時間
4月~10月/8:00~18:30
11月~2月/8:30~16:30
3月/8:30~18:00
………………………………………休園日
無休
………………………………………料金
旧厚狭毛利家萩屋敷のみ100円
萩城跡指月公園共通220円
………………………………………駐車場
有り(無料)
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
萩城跡の梅
萩城跡指月公園の桜
萩城跡指月公園の藤棚
萩城跡指月公園のつわぶき
天樹院墓所
萩城下町
菊ヶ浜海水浴場
………………………………………最終更新日
2024/08/13
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