山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(山口市)

静御前の墓

美貌と才芸、優雅と勇気といった諸美徳を兼ね備えた「静御前」。最も源義経を信じ愛した女性として知られ、義経の死後は精根尽き、生きる希望さえなくし、剃髪し尼となったと伝えられています。

浮世から身を隠すように京都を去り、諸国を流浪し、言い伝えのある当地「徳佐・片山」の笊笥庵(そうけあん)にて、母子・侍女と共々とひっそりと、その悲恋の幕を閉じています。

静御前

道の駅願成就温泉に建てられている静御前 追幕の舞。美貌と才芸、優雅と勇気といった諸美徳を兼ね備えた「静御前」の話は「吾妻鏡」・「平家物語」・「義経記」にある。

その静が、源義経・源頼朝の対立後、義経が京都で頼朝の刺客に襲われた時は、いち早く襲撃を察知し、沈着・機敏に義経を助けた。

また、義経勢が吉野に潜行したときも、女でただ一人これに従った、最も義経を信じ愛した女性として描かれている。
静御前文治2年(1186)頼朝方に捕まり、頼朝・政子夫妻や鎌倉諸将の居並ぶ、鶴岡八幡宮で舞を命ぜられ時に、

吉野山 峰の白雪 踏みわけて 入りにし人の あとぞ恋しき

と、義経への愛を切々と歌い、頼朝を怒らせたが、政子のとりなしで事なきを得た。

まもなく生んだ義経の息男は、頼朝方に殺され、失意の中、母と共に京都に帰り、その後、義経を恋い慕い、侍女を従え岩手県平泉に義経の後を追おうとしたが、義経の死を聞き、精根尽き、生きる希望さえなくし、剃髪し尼となった。
静御前

やがて、浮世から身を隠すように京都を去り、諸国を流浪し、言い伝えのある当地「徳佐・片山」の笊笥庵(そうけあん)にて、母子・侍女と共々とひっそりと、その悲恋の幕を閉じた。−静御前「静」説明板より

この画は江戸中期の宮廷画家・吉原真龍の作で、徳佐中 椿塩屋家所蔵の掛け軸画から複製したもの。
靜御前キーホルダー

こちらは道の駅願成就温泉で購入した「靜御前キーホルダー」。靜御前が萌えキャラ化しており、手には阿東特産のりんごを持っている。道の駅願成就温泉限定販売。
静御前の墓入口こちらが片山地区にある「静御前の墓入口」。民家の敷地に入っていくような感じだ。
静御前の墓入口左手にりんご園を見つつ、細い道を山の中へと進んで行く。一人旅だとなんだか心細い。
静御前の墓への道

山の中に入ると竹藪の間を抜けていく。ここまで来るとさらに心細い(笑)

雨上がりは地面がぬかるんでるだろうし、夏は虫が多そうなので、季節は考えた方がいい。この日の旅は夏だけど(笑)
静御前の墓一番奥にあるのが静御前の墓。左手前が、義経 息男の墓で、右手前が静の母・磯禅師の墓。
静御前の墓手を合わせた後は、竹藪を抜けて、りんご園を右手に見ながら帰る。ちょっと地味で心細い一人旅だった(笑)
INDEX

静御前の墓

旅をした日
2008年07月24日
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
片山天神の椿
徳佐八幡宮のしだれ桜
神角のしだれ桜
道の駅願成就温泉
………………………………………最終更新日
2024/08/11
靜御前キーホルダーを追加


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