本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
菊屋家は慶長9年(1604年)毛利輝元の萩入国に従い山口から萩に移り、城下の町造りに尽力し、その後は、藩の御用商人を務めるようになりました。屋敷は江戸時代初期の建築で400年の歴史があり、現存する商家としては最古の部類に属します。主屋、本蔵、金蔵、釜場、米蔵の5棟が国の重要文化財指定を受けており、美術品、民具、古書籍など貴重な資料が数多く展示されています。
毎年春期と秋期に期間限定で庭園が公開されています。
萩城下町の中でも一際目を引くのが菊屋家住宅。御成道(藩主が参勤交代の際に通る道)に面しており、本陣としても利用された。
見応えはあるので必ず立ち寄ってみよう。菊屋家住宅の西側、菊屋横町から見た菊屋家の白壁と、なまこ壁。ここが萩城下町の中でも人気の撮影スポットになる。
ちなみに、菊屋家住宅の脇を通ることから菊屋横町と付けられており、日本の道百選に選ばれている。青い空に白壁。絵になるね♪
萩には大体平日に旅をするので、静かな城下町だけど、近年は観光客の数も減っているような感じがするなあ。さて、それでは入館料を払って中を見ていこう。
「みせ」は御成道(おなりみち)に沿って細長い部屋となっている。「みせ」は商品を並べて、お客に対応する場所だ。柱時計
伊藤博文が初洋行した際の、アメリカ土産。今でも現役で動いており、週一回ゼンマイを巻いているとのこと。
小屋組
主屋全体が平屋で二階はない。架構は水平に通された梁組の上に半間に束を立て、縦横に貫を通して小屋組にしている。
庭の見える広間「書院」。
幕使の応接、藩の役宅としても使用されたそうだ。
さて、春期と秋期には期間限定で庭園が公開されている。秋は10月上旬から12月上旬で、紅葉も楽しめる。
この庭園は、約500坪の面積の枯山水様式の回遊式庭園。江戸時代にあった庭に、明治、昭和期に大規模な新庭を行い、現在の庭になっている。菊屋家住宅
旅をした日
2012年07月29日
2014年10月14日
………………………………………営業時間
9:00~17:00
入館は16:45まで
………………………………………定休日
・12月31日
・臨時休館有り
………………………………………料金
大人:650円
中高生:350円
小学生:250円
………………………………………文化財
国指定重要文化財
………………………………………駐車場
萩博物館駐車場(有料)
中央公園駐車場(有料)
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
萩城下町
萩・竹灯路物語
萩にゃん。朝の城下町散歩
高杉晋作誕生地
木戸孝允旧宅
青木周弼旧宅
円政寺
香雪園の紫陽花
………………………………………最終更新日
2025/05/23
周辺の立ち寄りスポットに
萩城下町を追加