本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
童謡詩人・金子みすヾが、ふるさとの長門市仙崎の風景を綴った仙崎八景のうちのひとつに王子山があり、「わたしの町はそのなかに、龍宮みたいに浮かんでいる」と詠んでいます。
桜の名所として知られており、園内からは仙崎湾が展望できます。
山頂は公園として整備されているんだけど、初めて来たときの印象は「小さいな」だった。
みすゞと同じように仙崎を展望するだけなら十分だけど花見となると大人数は少し不向きな公園のように感じる桜の下で花見ができるのは良くて数組だろう。仙崎は仙崎湾と深川湾に挟まれているので、本当に龍宮みたいに浮かんでいるようだ。この場所で金子みすゞも同じ光景を見ていたのだな。
ならば俺もこの情景の詩を詠まなければ!!……と思いつつ、数秒で断念。才能ないからな。才能か……、もっと沢山の作品を世に出せたはずなのに、26歳の若さでこの世を去ったのが悔やまれる。
ちなみに、青海島観光ホテルの壁(当時)に付けられた金子みすゞのモザイク画も王子山から見た仙崎が背景になっている。
現在は場所が移されており、道の駅センザキッチン第2駐車場に設置されている。金子みすゞについては、みすゞ公園の案内板から引用して紹介しておこう。
明治36年(1903)4月11日、山口県仙崎村(現長門市)に生まれました。20才の時から、下関の書店で店番をしながら童謡を書き始め、ペンネーム「金子みすゞ」で雑誌「童謡」などに「お魚」「大漁」など次々と作品を投稿しました。大正末期の童謡界に彗星のように現われ、その才能を詩人西条八十に「若き童謡詩人中の巨星とまで賞賛、期待されながら昭和5年(1930)3月10日、26才の若さでこの世を去りました。
その後、半世紀を経て、童謡詩人の矢崎節夫氏の献身的な努力によって512編の遺稿集が見つかり、金子みすゞ全集として出版されました。その優しさに貫かれた詩句の数々は、多くの人々の心に感動を与えています。金子みすゞの肖像画は、
みすゞふるさと長門切手で紹介。
王子山公園の桜
旅をした日
2012年04月08日
………………………………………夜桜観賞
夕方~23:00
………………………………………開園時間 / 料金
特になし
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
波の橋立
大日比ナツミカン原樹
みすゞ通り
金子みすゞモザイクプロジェクト
青海島観光汽船
………………………………………最終更新日
2025/08/21
内容追記