山口県の観光スポット、穴場スポット、グルメ&お土産情報を紹介しています。桜や紅葉、四季の花々等、目的別の旅もおすすめ。

本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪

山口県の風景(長門市)

青海島観光汽船 ~みすゞコース~

周囲40kmの青海島は海上アルプスと称され、石柱や洞門など奇岩の見所が豊富。観光の際は青海島自然研究路を歩くコースと、遊覧船で楽しむコースがあります。

遊覧船からは青海島自然研究路からでは見ることのできない、様々な自然の芸術作品を楽しむことができます。

ショップ青海島

長門市観光をする際の拠点となるのがシーサイドスクエア(現道の駅センザキッチン)だ。

ここでお土産購入や今後の予定を立てよう。青海島に渡ってもいいし、みすゞ通りを歩いてもいい。そして観光船のりばから遊覧船に乗ってもいい。
観光船のりば

今回は観光船に乗って青海島を眺めてみよう!

チケットは切符売り場で購入。
基本は一周コースだけど天候によってコースが変わるので、受付の方に確認しておこう。
切符売場

この「天候によっては」が少々やっかいだな。ふと乗ってみようかと思っても、「今日は一周できません」ということがザラにある。前日が雨だったとか、朝から風があるなって時は、ほぼ一周できないに間違いないだろう。

晴天が続く夏場が狙い目か。

切符売り場横には各コースのご案内がされているので簡単に紹介しておこう。
青海島一周コース:所要時間は約1時間20分。
青海島の景勝地を見て回れる基本コースだが、
うねりのある場合や干潮の場合は洞門を通過しないこともある。

観音洞コース:所要時間は約1時間
多少波がある時、お客様の船酔いを考慮したコース。北海岸にある観音洞で引き返す。

赤瀬コース:所要時間は約50分
波があり外海へ出られないときのコース。
青海島の中でもひときわ鮮やかな景観の赤瀬を見て引き返す。

みすゞコース(現・内海コース):所要時間は約50分。
波があり外海へ出られないときのコース。青海島の玄関口の花津浦をUターン。紫津浦遊覧

大島コース:所要時間は約1時間。
西よりの風が強く、一周できないときのコース。
状況に応じて仏岩を経由してミニ青海島と呼ばれる大島を遊覧。
みすゞコースチケット確か2013年当時は「みすゞコース」だったが、現在は「内海コース」と表記されている。 まあ、内海コースとした方がお客さんに伝わりやすいんでしょうな。
どるふぃん号

ここでは当時の旅ということで、みすゞコースとして表記する。

中でも一番地味なコースではあるけど、前日が雨で風もあったので仕方がないか…。子供には丁度いいコースかもしれないな。搭乗したのはどるふぃん号だ。
船内春休みということで子供も多かった。左右どちらに座ってもUターンするので景観は楽しめるが、基本は正面に向かって右が良い。
出発

出発する前と出発直後のワクワク感はいつ体感しても気持ちがいい。窓を開けていても波しぶきは入ってこないので開けて眺めることをおすすめする。

では出発!
青海大橋

大島コース以外は最初にくぐることになる青海大橋。金子みすゞのふるさと仙崎と青海島を繋ぐ、全長260mの橋だ。

遊覧船からでも橋のすぐそばの王子山公園の東屋が見える。桜が満開の時季はきれいな眺めだろう。
大泊地区

青海大橋をくぐるとすぐ大泊地区と、県外海水産試験場が見えてくる。その昔、須佐之男命が朝鮮へ渡航する際に風待ちでこの地に滞在したことから、王が泊まる→王泊→後に大泊となったんだとか。

遊覧船内では各場所で案内スピーチが入るが、撮影どころであまり聞いてなかったりする(笑) 次はちゃんと聞いておこう。
波の橋立

風が強かったり波が高いときのコースだけど、影響が出るのは花津浦以降。それまではあまり激しく揺れることがないので快適な旅が楽しめる。大泊地区を過ぎると見えてくるのが波の橋立と呼ばれる名所。

山口県最大の淡水の青海湖と、深川湾を隔てるクロマツ林の一本道だ。ここは歩くこともできる。
花津浦

続いてはみすゞコース最大の見せ場であり、Uターン場所でもある花津浦。

みての通りここまで来ると波の高さが激しくなってくる。これだけ高くても窓は開けていたので迫力満点だ!
花津浦

ここはまだ深川湾ではあるが、写真中央左に写っている白い波より向こう側は外海で日本海からの波が入り込んでくる。

Uターン時にその境界線へ近づくことになるが、確かに波の高さが半端ではなく揺れもすごい。船内からは歓喜やら驚きの声が上がるほどだ。

前日が強風で雨だったこともあり、さすがに少し恐怖を感じてしまったな。
花津浦観音

さて、ここではほんの少しだが花津浦の解説の為に遊覧船は停まってくれる。

花津浦は高さ20m、穴の直径およそ8mの小岩島だ。花津浦の名の由来は牛の鼻の先という意味と、愛しい我が子を抱いて朝鮮を眺めた須佐之男命が、離れづらいと言われたためと云われている。金子みすゞの詠った仙崎八景のひとつだ。

左端には花津浦観音がある。
自然に形作られたものだが、まさに手を合わせ拝んでいるように見える。

みすゞのふるさと仙崎青海大橋

Uターンの後は、みすゞのふるさと仙崎を眺め、再び青海大橋をくぐる。
仙崎湾そして次は遊覧船乗り場とは反対方向の紫津浦湾へと向かっていく。左には大日比地区、右には広がった仙崎湾を望める。
弁天少し進むと、仙崎湾に浮かぶ小さな島が見えてくる。反対側はちょうど大日比地区の辺りだ。
弁天様?

パンフレットには弁天と記されてある。

長門シーサイドスクエア近くにある弁天島と何か関係あるのかな?
大日比地区

大日比地区を望む。大日比地区と言えばナツミカン原樹が有名だな。

この後は青海島自然研究路近くの養魚場まで行き、Uターンで遊覧船乗り場まで戻っていく。所要時間は約40分だった。他の4コースと比べれば物足りないが、「ちょっと遊覧船でも乗ってみようか」くらいの気持ちなら丁度いいコースかもしれない。

前に座っていた年配の方、途中完全に熟睡していたな…。
まあ確かに揺られ方は心地良さも感じるもんな。
長門シーサイドスクエア

さて、遊覧船を楽しんだ後はおショップ青海島で土産屋を覘いて行こう。

※現在はセンザキッチンとしてリニューアルオープンされている。
長門シーサイドスクエア

いつ来てもショップ青海島の各お土産屋のおばちゃんたちは仕事熱心だったよな。

いつもは何も買わずにいた俺だけど、この時は仙崎産のいか焼きを食べてきたぞ。
いか焼き

いか焼きは、なんと600円! 
新鮮で弾力があり甘さもありでかなりの美味しさ!

豪快に手で千切って食べる!! 満足♪満足♪
INDEX

青海島観光汽船 ~みすゞコース~

旅をした日
2013年04月03日
………………………………………営業時間
8:00~17:00
9:00~16:00(12月~3月)
………………………………………定休日
無休
………………………………………料金
青海島観光汽船(株)
………………………………………駐車場
有り
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
みすゞ通り
金子みすゞモザイクプロジェクト
弁天島
みすゞ公園の桜
王子山公園の桜
………………………………………最終更新日
2021/05/24
内容一部変更


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