本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
真言宗の古刹で、建立は698年と歴史ある龍蔵寺。
境内には推定樹齢1000年の大イチョウ(国指定天然記念物)が立ち、名勝鼓の滝などがあります。その他にも重要文化財に指定された大日如来座像や、県指定有形文化財の十一面千手観音があり見所が豊富。精進料理が賞味できることでも知られています。
紅葉名所としても有名であり、イチョウが散った後の金色の絨毯の光景も美しい。
山口市の数あるお寺の中でも知名度の高い寺。特に国指定天然記念物の大イチョウは有名で、紅葉シーズンは観光客で溢れかえる。
SNSが当たり前になる前はそこまでではなかったんだけどね。寺縁起によると、文武2年(698)に神変大菩薩と崇められていた僧・役(えん)ノ行者小角(おづぬ)が豊後の彦山から飛来し岩窟に熊野大権現を勧請して、秘法の護摩供を厳修され「龍の蔵」と名付けられたことに始まる。
次いで天平13年(741)行基菩薩がこの霊域に留まり、自ら千手観音を彫り、寺を建て奉安し「龍蔵寺」と名付けられた。国指定天然記念物で樹齢1000年と云われる大イチョウが見頃を迎えると、楼門周辺が黄金色に包まれる。
紅葉名所でもあるけど、境内が紅く染まるのはイチョウが散ったくらいかな?こちらが紅葉時季の鼓の滝。紅葉はきれいに色づいてはいるけど、水量の方はイマイチだったな…。
雨が降ると水量は増えるけど、肝心のモミジが散ってしまからしょうがないかな。滝の手前にある大きな岩に注目してもらいたい。この大岩は800年前に人の手で置かれたものらしい。中に人が住んでいたこともあるという…。
この岩のおかげで、梅雨期の大洪水が防げるとのこと。龍蔵寺で一番印象に残るであろう大聖青不動明王。
大聖青不動明王は10mもあり、三大不動明王(赤不動・青不動・黄不動)霊場の設立と、山口県十八不動三十六童子霊場設立のために作製されたものだ。強烈な印象を残すのが、その恐ろしい顔にあるだろう。しかし、これは単に恐ろしい顔をしているのではなくひたすら祈る心を持った人を守るために、祈る人の邪魔となるものを避けるための怒りなんだそうだ。
紅葉時は、怒りで背景が真っ赤に燃えたように見える。ぐち聞き地蔵
一生懸命頑張って生きている人は必ずグチをこぼします。まじめに素直に正直に生きている人はグチをこぼします。しかしグチは不和の原因にもなるので、内に留めているなら思い切って地蔵にこぼしてみよう
龍蔵寺の大イチョウと鼓の滝
旅をした日
2007年11月23日
2010年04月29日
………………………………………拝観時間
4月~10月・8:00~17:30
11月~3月・8:30~17:00
………………………………………拝観料
大人:200円
中高生:100円
小学生:50円
………………………………………山口三名滝
鼓の滝
鳴滝
錦鶏の滝
………………………………………駐車場
有り(60台)
………………………………………龍蔵寺の見どころ
牡丹園
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
赤田神社のイチョウ
大内氏遺跡・凌雲寺跡
吉敷畑の芝桜
………………………………………最終更新日
2023/01/21
拝観時間追記