本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
山口情報芸術センター「YCAM」の10周年記念祭の一環として、野村萬斎、坂本龍一、高谷史郎による能楽コラボレーション「LIFE-WELL」インスタレーションが野田神社境内で展示されました。
水の張られていない池に、神社を流れる山水を霧にして15分噴射。その霧をセンサーがとらえ電子音につながり、風向きや湿度によってメロディーが異なるようになっています。
「LIFE-WELL」インスタレーションの展示は2013年10月20日~22日、26日、27日、11月1日、3日、4日の8日間。霧が発生するのは幅約7.5m、奥行き約40mの長方形で水は張られていない池だ。
霧が発生すると本当に電子音がするんだね。霧が噴射される時間は15分。池に水はないけど神社を流れる山水を利用している。
15分噴射して5分の間を空けて再び15分噴射されていた。野田神社
祭神は毛利敬親(たかちか:1819~1871)および毛利元徳(もとのり:1839~1896)。
毛利元徳は敬親の養子で、長州藩最後となる第14第藩主。維新の際は父敬親を補佐。
社宝として重要文化財の大刀(銘助友)、毛利家伝来の能衣装や甲冑などがある。豊栄神社
境内西側には野田神社、東側にあるのが毛利氏の祖である毛利元就を祭神とする豊栄神社。
長州藩初代藩主・毛利輝元が萩城に移ったとき、城内に社を建てて元就の霊を祀っていたが、明治2年(1869)に山口に移される。この年に朝廷から元就の神霊に対し「豊栄」の神号を賜る。
社宝として、重要文化財の毛利元就画像がある。野田神社能楽堂
昭和11年(1936)に明治維新70年記念事業として長州藩主の末裔毛利元昭公により建立されたもの。
さて、能楽コラボレーション「LIFE-WELL」インスタレーション展示がなぜ野田神社なのだろうか。
記事によれば、坂本龍一氏が2年前に初めて訪れた際に古池を気に入り、霧の風向きや湿度によってメロディーが異なる作品を直感で思いついたのだという。LIFE-WELLインスタレーション
旅をした日
2013年11月04日
………………………………………展示期間
2013年10月20日~22日
26,27日、11月1,3,4日
………………………………………展示時間
12:00~17:00
………………………………………料金
無料・参拝自由
………………………………………駐車場
無料
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
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………………………………………最終更新日
2022/12/11
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