八坂神社の桜
本社は、大内弘世が応永2年(1369)に京都から勧請。その後、永世16年(1519)に大内義興が大神宮を高峰山麓に建立したときに、本社もその地に移し新築しました。江戸時代末期に毛利氏が本殿をこの地に移しましたが本殿は永世16年に建立されたままのものです。
竪小路の傍らにある大鳥居が印象的で、桜の名所としても知られています。
朱色の大鳥居が印象的で、八坂神社を知らなくてもこの大鳥居を言えば分かる人も多いはず。旅相棒がまさにそれ(笑)
真下から見ると迫力あるね。そして桜と朱色がいい感じの景観となっている。
八坂神社の桜を撮影するときは、大鳥居と絡めるのがいいよね。というかそれ以外の選択肢がない。
参道横には小さな公園があるので、そこでお花見ができそうだ。
この日は平日だったので、お花見は2組の家族だけだった。
本殿は、三間社流造りで屋根は檜皮葺(ひわだぶき)。現地の説明板によると、本殿の周囲に配されている13個の変化に富んだ蟇股は珍しい図柄とともに室町時代の特色がよく出ているとのこと。
こちらは築山神社。
この地は大内氏の別邸築山館跡であり、大内氏滅亡後に朽廃するも園池の後は残っていたと言われる。その池も江戸時代中期頃に周囲の築地土を盛って埋めてしまったという。
築山跡は国指定の史跡であり、その指定地内に八坂神社と築山神社がある。
近くには香山公園や一の坂川があるので、桜シーズンはセットで旅をしてみるといいだろう。徒歩で回ることができる距離だ。
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