本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
雲谷庵(うんこくあん)は雪舟のアトリエとして応永28年(1454)頃に構え、没するまで創作活動を行ったと言われています。国宝「四季山水図」などもここで描かれています。
現在の庵は、明治17年(1884)に復元されたものです。 ![]()
雪舟(1420〜1506)※雪舟像は常栄寺雪舟庭のもの。応永27年(1420)、備中赤浜(現在の岡山県総社市)に生まれ、幼くして井山宝福寺へ入り僧となる。
京都の祖国寺で水墨画を画僧周文から学んだのち、当時有力な守護大名であった大内氏の招きで山口の雲谷庵に居を移す。その後、中国(明)で2年間を過ごし、水墨画の神髄を探求した。
駐車場横から細い石畳の道に入ると雲谷庵跡だ。読み方は(うんこくあん)。

現在は、明治17年(1884)に復元された庵が建てられている。明治に復元といっても、入り口の扉など一部の部材は室町時代のものが使用されている。
では、中に入ってみよう。

縁側もあるので、そちらを利用してもいい。
雲谷庵跡には見晴らし台もある。わずかに瑠璃光寺五重塔も見ることができる。なぜか写真を撮っていないので次の旅のときは撮っておこう。
雲谷庵跡が散歩コースのにゃんこ発見。雲谷庵内を見学するときは入り込まないよう扉は必ず閉めよう。