本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
大内文化の最高傑作であり、その美しさから日本三名塔にも数えられている国宝・五重塔は、1442(嘉吉2)年に26代当主・大内盛見によって兄義弘の菩提を弔うために建立されました。五重塔では珍しい桧皮葺(ひわだぶき)の屋根が特徴であり、西の京・山口のシンボルにもなっています。
その五重塔を中心とした境内は香山公園と呼ばれ、春先にかけては梅の風情の中で五重塔を眺めることができます。 ![]()

山口のシンボルであり、代表観光名所でもある香山公園の瑠璃光寺五重塔。日本にある五重塔のうち10番目に古く、日本三名塔の一つに数えられている。
他の二つは、京都の醍醐寺の五重塔と、奈良の法隆寺の五重塔。
梅の名所として有名な香山公園。瑠璃光寺五重塔を背景に見る梅はとてもきれいだ。
初めて梅目的で香山公園の旅をしたのは2006年。山口県の旅初期の頃だね。


まあ、香山公園の梅の撮影は如何に五重の塔と一緒に撮影するかだからね。
土日ともなると人もかなり多くなるので、五重の塔を背景に撮れる場所は大人気。場所が空くまで気長に待つ必要はあると思う。
満開だと梅単体の撮影でも楽しい。気温などでバラつきはあるけど、開花時期は2月中旬ころからで見頃は3月5日前後という印象がある山口県。
五重の塔だけでなく、大内弘世公之像と撮ってみる。 大内弘世は大内氏24代当主で長門・周防国の守護大名。山口に京都を模した街造りを行い、以後大内氏文化発展の基礎を築いた人物として知られる。
五重の塔は大内弘世の嫡子である25代当主・大内義弘の菩提を弔うために弟の26代当主・大内盛見が嘉吉2年(1442)に建立したもの。
大内義弘は足利義満(室町幕府第3代征夷大将軍)と対立し、応仁の乱で堺(現大阪府堺市)で討死している。
山口県の旅では、萩の旅では幕末長州、山口の旅では大内文化に触れることができるから面白いよね。
ぶちゃけ記憶力はそんなによくはないんだけど、旅を繰り返すと歴史が繋がっていって深みが増す旅となっていく。
梅が咲き、春の訪れを感じる香山公園。この後すぐに訪れる桜が咲く季節も楽しみだな♪
香山公園の梅
旅をした日
2006年03月13日
2009年02月21日
2015年03月08日
………………………………………開園時間 / 拝観料
特になし
………………………………………瑠璃光寺五重塔ライトアップ
日没〜23:00
………………………………………駐車場
有り(無料)
………………………………………香山公園の見どころ
桜
紫陽花
紅葉
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
洞春寺
雲谷庵跡
一の坂川の桜
野田神社・豊栄神社
龍福寺の梅
龍福寺の紅葉
錦鶏の滝
………………………………………最終更新日
2023/01/21
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A桜と分離