本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
1955年に白狐のお告げにより建立された元乃隅神社。123基の鳥居が連なる景色は、2015年にアメリカの放送局CNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」に選ばれています。
また、大鳥居の上部に設置された賽銭箱に賽銭を投げ入れると願いが叶うと言われています
さて、近年の山口県内で最も知名度が上がった場所と言えば元乃隅神社であろう。
人気急上昇は2000年の角島大橋完成当時以来か。アメリカの放送局CNN様様ですな。まあ確かに青空と赤い鳥居のコントラストはいいね。自分は撮影を含まない旅も含めると、ずっと前からよく旅をしているんだけど、最近は気軽に行けなくなっちゃったね。行くなら平日限定。
休日や大型連休時の渋滞は凄まじい模様。有名になる前は休日でも人いなかったよ(笑)こちらは鳥居の上に設置された賽銭箱。賽銭はかなり入れづらいけど、入れば願いが叶うと言われている。今日も元気よく小銭が舞っていた(笑)
TVのナニコレ珍百景でも紹介されたことがある。当時とは場所が変わっているけどね。こちらが2013年当時の賽銭箱が設置されていた鳥居。駐車場から神社入口の鳥居で、ナニコレ珍百景の看板も設置されていた。
鳥居の向こう側は道で、その先は何もないただの砂利の駐車場だった。鳥居をモチーフにしたぬいぐるみ、トリィネコ。
その昔、むかつく(向津具)半島の龍神が鳥居に住む猫と恋に落ちた。そして、生まれたのがトリィネコ。どことなく「むかつく」顔をしているけど、なぜか願いを叶えてくれるといわれている。実はここは龍宮の潮吹という名勝なのだ。写真で見てみると、岩と岩の間に空洞ができているのが分かると思う。
ここで龍宮の潮吹を説明板から引用して説明しておこう龍宮とは、この地帯の海蝕地形の総称で、第4紀洪積世(現在より約200万年前~1万年前)の安山岩からできている。岩の間に黄色く見える部分が流紋岩で、その部分が波で削れて洞ができ、その洞内に打ち寄せる波が突入するごとに、圧縮された洞内の空気が縦横1m、
横0.2mの隙間より外に出ていこうとして海水を一緒に吹き上げる現象が見られる。
吹き上げる海水は、北東の風が吹き海が荒れると30mにも達することがある。
で、ここがどうなるかというと、おお!! 吹いとる吹いとる! 遠くても一瞬でレンズが濡れてしまうほどに。
吹いてはレンズを拭いての繰り返しで撮影だ。海水のせいでカメラが壊れるのではないかと、ひやひやしていたけど(笑)一番高くまで吹き上がった瞬間。吹き上がった水しぶきは北東の風に煽られるので、断崖絶壁から撮影をしようとすると濡れてしまう。
確実に見られる条件は北東の風で、尚且つ波の高さは2.5mなので季節は限定されそうだ。ちなみにこの日は風の強い9月だった。青空の下で龍宮の潮吹と鳥居が一緒に撮れる機会は少ないと思われるが、北東の風が強い日は思い切って訪れてみてはいかがかな?
それにしても…、なぜこの時一緒に撮影してないんだろうなあ自分(笑)元乃隅神社と龍宮の潮吹
旅をした日
2005年04月01日
2013年05月14日
2013年09月16日
2017年09月13日
2019年05月22日
………………………………………元乃隅売店
10:00~17:00
………………………………………駐車場
有料
1時間につき300円
1時間を超える毎に100円
最大500円
二輪車は1回100円
………………………………………周辺の立ち寄りスポット
立石観音
東後畑棚田
千畳敷
菅無田公園のキリシマツツジ
妙見山展望公園
二位の浜のハマユウ群落
………………………………………最終更新日
2023/05/13
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